2024年7月26日に開催された、第77富士登山競走山頂コースに出場しました。
怪我とコロナの影響で、五合目計画リタイアを試みるも、残念ながら、制限時間に間に合いませんでした。
来年以降のチャレンジの参考に、記録を残しておきます。
動画を撮りながら走りました。
左膝の怪我とコロナ罹患
今年は、2月に左膝を故障してしまい、ようやく4月に入って走れるようになったのですが、その直後にコロナに罹患。
心肺をやられてしまって、結局強いトレーニングを再開できたのは6月の後半から。
最初は胸が苦しくて、5kmタイムトライアルでも25分を切れないくらいでした。
本来の走力を取り返すためにも、本番まで最善を尽くしてトレーニングはしますが、五合目より先は難しいと感じていました。
そこで、今回は五合目に到達時点で、自主的にリタイアすることにしました。それでも、来年以降にチャンスを残すために、制限時間2時間15分を切ることを目標にしました。
レースレポート
昨年は、ペースが遅くて後半苦労したので、今年は前半から積極的にいこうと考えていました。
富士浅間神社は14:45で通過。まあまあですが、この時点で去年より15秒ほど遅いです。一昨年前と比較すると、約1分遅い!
この時点で、かなり走力が落ちていることがわかります。
給水は水2、スポドリ1の合計3カップ頂きました。この日は暑く、発汗が多い感じだったので、多めに。完走した時も、3カップもらってました。
きつかったですが、馬返しまでは頑張ろうと、積極的に走り続けます。中の茶屋を目指す中で、富士五湖道路の高架下あたりから、どっと疲れが出てきて、スピードダウン。
中の茶屋で給水した直後のタイムは、41:25と、去年より1分以上遅い。去年は余力を残しての40分でしたので、この時点でも、差を感じます。
馬返しまでのロードは、日陰に入ったこともあり、少し元気になった気がしましたが、後半の急坂では歩いてしまいました。これまでの同レースで、歩いたことはありません。
馬返しのタイムは1時間12分。去年より4分も遅い。この時点で、五合目2時間15分は厳しいなと思いました。
トレイルでは、スッカラカンの状態でした。全くペースが上がらず。3分ほど渋滞があったのですが、焦ることはなく、「休めて嬉しい」と思っていました。
五合目到着は、制限時間から17分後、2時間32分15秒でした。
反省と今後
やはり、怪我とコロナのダブルパンチで、4ヶ月ほどまともにトレーニングができなかったことが悔やまれます。
例年であれば、3月の静岡マラソンに向けてしっかりトレーニングをして、その成果をそのまま夏につなげることをしていたので、富士登山競走もそれなりに走れていたのです。
今年も2月初旬の森町ロードレース(ハーフマラソン)は、1時間31分16秒(ネット)と、坂がきついレースの割には、好タイムでした。
怪我をするまでは、良い感じで来ていたのです。
幸いにも、左膝の痛みは消えました。コロナの後遺症の息苦しさも解消されています。
このまま走力を落としていくのも忍びないので、引き続きトレーニングを行い、秋のしまだ大井川マラソンに繋げていきたいと思います。
暑い日が続いているので、なかなか強いトレーニングは厳しいかもしれませんが、工夫してなんとか続けていこうと思います。
【参考】
- 第71回富士登山競走山頂コース 日本一過酷な山岳レース 完走しました!2018年7月
- まさかの五合目打ち切り 第72回富士登山競走2019
- 第75回富士登山競走山頂コース2022 給水を失敗し玉砕
- 第76回富士登山競走山頂コース2023 五合目関門ギリギリ通過も山登りで失速
動画を撮りながら走りました。編集してみました。