Excelはどの職場にもあるソフトです。列や行の値をすべて足し算するSUM関数だけでなく、if関数による条件分岐や、vlookup関数による検索など、ありとあらゆる関数が400種類以上用意されています。
すごい! 関数 ~作業効率を劇的に変えるExcelの使い方~
関数を駆使すれば、できないことはほぼないでしょう。全部の関数を覚える必要はありません。基本的な関数の組み合わせでカバーできます。
Excelスキルはどこでも使える
データを処理したり、分析するなら、専用のソフトやツールを購入しなくても、Excelで組んでしまえばほとんどカタがつきます。Excelで自社の業務にカスタマイズしたツールをサッと作れる技量があれば、どこの職場でも重宝されるでしょう。
Excelは生でデータを眺めることができ、その場で色々なグラフで視覚化できたりと、データを触りながら分析や調査をすることができます。ちょっとしたデータならExcelで処理するのが一番です。
Excelは使わなければスキルアップしない
業務の中で実際にExcelでツールを自分で作って利用して、改善をしていく中で、Excelのスキルは向上していきます。スクールや自習で学習しても、なかなか上達しません。
まずは、自分の業務の中で、手作業で計算したり、整理しているものをExcel化してみましょう。ちょっとのことでもExcelを利用しましょう。家計簿もExcelでつけることができます。Excelに慣れるのが第一歩です。
Excelを使えれば、仕事を速く終わらすことができます。Excel力は仕事力に直結します。
VLOOKUP関数とIF関数
ちょっと複雑な処理を行うならば、VLOOKUP関数とIF関数が役立ちます。VLOOKUPは検索する関数で、IFは条件分岐します。この2つを使いこなせるだけで、かなりのことが可能です。積極的に利用して、ツールを便利にしましょう。
関数の組み合わせで、色々な処理が可能です。すべてを勉強する必要はありませんが、本書には勘所となるパターンが紹介されています。一読しておくと、業務の中であの使い方と同じパターンだと思い出せるでしょう。
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Excelで高度の処理をするならマクロを利用すると思っていましたが、関数でもかなりの部分をカバーできるんですね。
私はプログラムはできますが、ExcelのVLOOKUP関数は使ったことがありませんでした。本書の内容すべて理解できてはいませんが、複雑なデータ処理をしたい人には役立つ内容になっているはずです。
本書は著者の森田さんから頂きました。ありがとうございました。
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