知り合いのランナーと一緒に走るのは楽しいです。
しかし、普段はほぼ一人で走っています。きついポイント練習も、一人で行うことが多いです。
実は、この「一人ランニング」が、レースのタイム向上に効果的だと考えています。
ペーサーがいると楽
スピード練習や、ロング走といった練習は、一人で行うとキツイです。
一人だと、どうしても甘えが出てしまいます。いつの間にかスピードが落ちていたり、距離を短縮してしまったりします。
ところが、みんなで走ると、キツイメニューでもこなせてしまいます。
みんなで渡れば怖くない的な、心理的なものもあると思いますが、一番の理由は「周りについていけばよい」からだと考えています。
一人でペースを維持するには、余計なエネルギーが必要です。しかし、集団走であれば、周りが引っ張ってくれますので、少ないエネルギーで走ることができるのです。
一人練はキツイけど、その分レースは楽
自己の限界を高めていく目的ならば、複数のランナーと走ったほうが、より速いスピードで走れるので有効です。
しかし、レースでタイムを更新するためには、スピード練習を一人で行うなど、一人で追い込むような練習も必要だと、私は感じています。
なぜなら、一人でキツイ練習を続けてきた後に、レースに出場すると、ものすごい楽に感じるからです。
いつもは、ペースを維持するために集中し続ける必要があるのに、レースでは周りのランナーが勝手に引っ張ってくれます。
初サブスリーもぼっち練の成果
私自身も、初めてサブスリーを達成したときは、集団の中で走れたので、30kmまであっという間でした。
レースに向けて、10kmスピード走を一人で積み重ねてきました。非常にキツイ練習でしたが、その分レースは楽に感じました。
週に一度以上は、ポイント練習を一人で行うようにすると、より走力を高められると思います。ぜひお試しを。