タイトル買いをしてしまいました。
その名の通り、寝ながら稼ぐための121個の方法論が紹介されています。
自分のビジネス、キャリア、趣味、社会活動において、本書に書いてある方法を組み込んで、生活を少しでも楽にすることを考えてみましょう。
月に1万円でも30年で360万円。何もしていないのですから、やらなきゃ損です。投資に回していれば、もっとリターンが増える可能性があります。
本書で、特に気になった箇所について、私なりに考えたことを紹介します。
お金は労働の対価ではない
時間の対価でもない。
努力の報いではない。
賃金は労働時間で計算するものではない。
お金は人のために価値を創造する結果であり、
生み出した価値の大きさに合わせて計算すべきである。via: 寝ながら稼ぐ121の方法
まず、労働したり、自分の時間を売って、お金を稼ぐという考え方を変えることが大切です。この考え方に縛られている限り、一生働き続けなければなりません。
多くの人に価値を提供する仕組みを作って、一日10円でも良いので、リターンが還ってくることを目指しましょう。
慢性的黒字のビジネスを作る
ビジネスを運営するには、一定の固定費が発生します。つまり、毎月の固定費をペイするまでは、タダ働きをしているのと同じです。
固定費とは、オフィスの家賃や、従業員の給料、コピー機のリース費など。
オフィスを無くして、Skype等を駆使した自宅勤務にしたり、従業員の給料を完全に歩合にしたり、外注したり、コピー機をリースせず、コンビニのコピー機を利用するなど、固定費をゼロにできれば、売上がゼロでも損失は発生しません。
固定費が安く済むビジネスモデルを構築すれば、借金に追われることはありません。
次のMicrosoft、Apple、Amazonを探す
成熟した企業に投資するよりも、これから伸びる企業に投資をしたほうが面白いですし、何百倍というリターンを得られる可能性があります。
日本の企業に投資しても良いですけど、国内市場だけという企業が多く、成長が限定的です。グローバルに展開する企業なら、ものすごいリターンが得られます。日本よりもアメリカの伸びる企業に投資したほうが良さそうです。
不動産投資:賃貸か?購入か?
家賃を支払い続けるよりも、持ち家を購入してローンを払って、不動産の資産として積み上げていった方が良いとのこと。
我が家はずっと賃貸マンションで暮らしてきました。子供もできて、将来住んでいく地域も、ある程度固定されました。そろそろ不動産を購入しても良い時期です。
ただし、身の丈にあった物件を選ぼうと思います。ガーデニングの趣味は無いので、広い土地は要らないです。建物も最小限でOK。あまり大きな家を立ててしまうと、後々の固定資産税が重荷になります。
印税生活
書籍を執筆し商業出版すると、後は全国の本屋さんが売ってくれて、定期的に印税が支払われます。執筆作業は大変ですが、その後継続的に印税を受け取れるのは魅力です。
商業出版が難しければ、電子書籍を自分で出版するという方法もあります。Kindeなら印税が70%ですし、古本が発生しないため、継続して印税を受け取れます。
通常は、労働したらその対価をもらって終わりです。お金を得続けるには、労働を続けないといけません。
一回の労働で継続的なお金を得られる仕組みを、どれだけ作れるかが、現状のラットレースから抜けるために一番必要なことです。
自らの存在価値を上げる
「利益の源泉は信用である」という言葉があるように、利益を得るには、自らの存在価値を上げて、信用を得る必要があります。
印税を得るには、出版社から書籍を出版しなければなりません。当然、誰でも出版できるわけではありません。自分が本の著者としてふさわしいかどうか、出版社から判断を受けます。判断基準は「信用」です。
存在価値には「影響力」という要素があります。多くの人に影響を与えられる人は、存在価値が高く、信用も高いです。芸能人やスポーツ選手など「有名人」は、影響力があるので、色々な仕事の話がやってきます。
一般人は、いきなり芸能人にはなれませんが、現在はブログやソーシャルメディアで、自ら情報を発信できます。自分の得意な分野で、有益な情報を発信し続けていれば、影響力を高めていくことは不可能ではありません。
コメント