空前の円安ドル高。米国金利も利上げが続いていて、米国株に手を出しづらい状況です。
今の時期は、米国株よりも元気な日本株に注目したほうが良いと思います。実際に日本株のほうが米国株よりパフォーマンスが上がっています。
こんなにも日本株の調子が良いと、米国高配当株投資への疑問が炙り出されてきます。
コストが掛かりすぎる
米国株の配当金を受け取るには、まず米国で10%源泉徴収されて、その上で日本国内で所得税15%、市県民税5%、復興税0.315%の合計20.315%が源泉徴収されます。
つまり、二重に課税されているのです。税率は約28%になります。
よって、例えば、配当利回りが4%でも、税引き後の実質利回りは約2.8%まで下がってしまいます。日本国内株であれば、約3.2%です。
米国での源泉徴収分を所得税から取り戻す方法もあるのですが、我が家は各種控除と住宅ローン減税などで所得税がゼロなので、取り戻せないのです。
さらに円をドルに、ドルから円に両替するのに、スプレッド分の手数料がかかります。1ドルあたり、0.25円が相場ですので、1万ドルを円に両替すると、2,500円のかかります。往復したら5,000円。それなりの額です。
ドルMMFの高金利
そして最近の、米国の高金利で、ドルMMFを買うだけで、2023年5月時点で、金利が4.5%つくことも注目です。
4.5%もの金利が、元本保証のノーリスクで得られるなら、無理して株に手を出す必要はありませんよね。
しかもMMFの金利は毎日ついて、月末にまとめて再投資されます。配当金のように、権利確定日まで待つ必要がないため、機動的です。
金利が上がると、株価は下がると言われますが、まさに現在の状況です。インフレを防止するため、米国は金利を上げて、景気を冷まそうとしているのです。
米国株を全てドルに清算して、MMFを買ったほうが合理的だと感じるくらいの状況です。
円安ドル高
現在は円安ドル高なので、米国株を購入すること自体が、割高です。逆に日本株は割安になっています。
最近の日本株の好調は、外国人からの買いが増えているからだと言われています。
日本国内株の購入は、手数料も安く抑えられます。
米国株との付き合い方
米国高配当株は魅力的な投資商品ですが、コストがかなりかかるため、再投資の効率がかなり悪いことを、念頭においておく必要があると思います。
ただし、米国は今後も人口が増えていく成長市場なので、その恩恵は享受したいところ。
グロース株でのキャピタルゲインを狙ったほうが、効率が良いことがあるので、高配当銘柄だけではなく、広く銘柄を物色したほうが良さそうです。
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