サブ3.5の難しさ ランスマのハブ君の走り

5/28のランスマでは、サブ4ランナーのハブ君が、サブ3.5を目指して長野マラソン2016に出場した模様が放送されていました。

タイムは3時間45分44秒と、見事な撃沈!サブ4からステップアップしてきたランナーの多くが、同じような壁に直面します。多くのランナーにとって、参考になるレースレポートだと思いました。

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入りの5kmが遅すぎる

最初我慢して、後半4’45/kmまで上げる「ネガティブスプリット」で走るラップを計画していたようです。ところが、最初の5kmが28:08と、平均ラップが5分37秒/kmと、遅すぎます。

サブ3.5はキロ4分58秒で走る必要があるので、5km49秒の遅れを取り戻すには、5km以降を4分53秒/kmで走らないといけません。ネガティブスプリットでいくなら、最初の5kmは26分(5’12秒/km)くらいで収めておく必要があります。スタートの時点で詰んでしまった感があります。

向かい風

今年の長野マラソンは、高温で雨。そして、7mもの強風が吹き荒れたそうです。長野マラソンはスタート地点とゴール地点が違うワンウェイコース。南西の方向へ下っていく感じのコースで、南西からの暴風が吹いたので、常に向かい風のような展開になります。

過去の記録を調べてみたら、長野マラソンは例年北東の風が吹くため、追い風区間が多くて記録を出しやすいようです。

【攻略】長野マラソン

これまで快適に走っていたランナーにとっては、厳しいレースになったでしょう。

それでもサブフォー

過酷なレース環境で、タイムマネジメントに失敗しても、それでも3時間45分台で走って来るのはすばらしいです。

番組中で、多くのランナーがハブ君を目標にしたり、ライバル視していました。

サブフォーを目指していたランナーにとっても、この日の天候はキツかったはず。でも、ハブ君はサブフォー達成しています。サブフォーできなかったランナーにとっては「ハブ君すごいな」となるわけです。

サブフォーは全ランナーの上位30%。ハブ君は多くのランナーの良いお手本なんですよね。

ちなみに番組に出演されていたお坊さんの清水雄介さんも、自己ベストは出せませんでしたが、3時間13分台で走ってサブ3.5達成。強いです。

5km 28:08
10km 26:49
15km 25:26
20km 25:45
25km 25:47
30km 27:26
35km 27:28
40km 27:53
ゴール 11:02

中間点 1:55’41

私の場合

私は、禁煙をきっかけに2005年から走り始めました。最初は1kmでもゼイゼイでしたが、次第に体力がついてきて、5kmレースに出るようになりました。10kmハーフと距離を伸ばし、2009年の4月にフルマラソン初挑戦で、ギリギリサブフォーを達成できました。

その後2年ほど、レースからは遠ざかって、2011-2012シーズンからサブ3.5を目指して練習開始。1年半ほど四苦八苦して、2013年の4月のかすみがうらマラソンで、サブ3.5を達成。練習時間が一日30分程度しかとれず、インターバル走などのスピード練習を徹底的に行い、ネガティブスプリットでサブ3.5をクリアしました。

最初にサブ3.5を目指したレースでは、ハブ君と同じように、後半失速して、3:41’55でした。わかるわかると思いながら、番組を観てました。

現在もスピード練習を中心にトレーニングして、先日の古河はなももマラソンで3時間8分10秒までタイムを伸ばしてます。

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