よく「そんなの無理だ。できるはずがない」など、何かにつけて文句を言う人がいます。
もっともらしく聞こえるのですが、実は「出来ない」というのは誰にでもできる、簡単なことなのです。
「できない」と言う人は「できない人」になる
ものごとを「無理だ。できない」と語るのは簡単です。不十分な部分を一箇所だけ否定すれば、全部を否定できるからです。
できるためには、全てをクリアしなければなりません。難しいです。
「できる人」というのは、その名の通り。周りが「無理だ」ということを、できてしまう人のことです。問題点を次々と解決して、できるようにしてしまうのです。
つまり、日頃から「できない」が口癖の人は「できない人」となり、「できる」と言う人は「できる人」になるのです。
「間違えない」人はチャレンジしない人
挑戦しようとする人に対して「無理だ。できない」と、得意気に語る方がいます。しかしそれは「自分はできない」ということです。自分の能力の低さを暴露しているようなものです。
会社の会議で「●●の理由で、この企画の実施は無理です」と雄弁に語っても、「それをできるようにするのがお前の仕事だろ?」と言われるのがオチです。
特にネット上では「できる」と言うよりも、「間違えない」ことが大事である風潮があるように感じます。「できない」と言うのは論理的に簡単で間違えにくいので、ローリスク・ハイリターンな論法のように感じられるのかもしれません。
もっともらしく聞こえますが、結局「自分にはできない」と言っているだけです。間違えないということは、チャレンジしないということです。
間違いを解決しながら前進する
できるという人は、周りからの否定的な声からも情報を収集して、問題点を把握して解決していきます。チャレンジして、ドンドンできるようになります。
「できない」で思考を停めてしまわず、さらに思考を進めて行動を続ける人が、「できる人」として生き残れるのです。
もちろん批判的なものの見方は大切です。間違いは間違いとしてしっかり指摘する。そして、指摘しっぱなしではなく、改善案も一緒に提案する。生産的な議論のためには大切なことです。
できる人になるために「できる理由」を語る癖をつけていきたいです。
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