今年の夏はいい天気が続いています。昼間の炎天下にジョギングは危険です。
夏の運動はプールがおすすめです。市営・町営プールであれば、安く利用することができます。そして、ジョギングの代わりに運動するのであれば、1,500m(1.5km)がおすすめです。その理由は?
ラン5kmと遠泳1,500mは似ている
32歳で会社を辞めて独立するまで、私はほぼカナヅチでした。今では独学で1,500m泳げるようになりました。ゆっくり力を抜いて泳いで、大体35分かかります。トライアスロン(オリンピックディスタンス)のトップ選手のスイム1,500mのタイムは17分台。トップ選手よりほぼ2倍の時間がかかっています。
ラン初心者が5kmを力を抜いて走ると、30分くらいかかります。トライアスロンのトップ選手は15分くらいです。よって、こちらもトップ選手のほぼ2倍かかります。
つまり、遠泳1,500mと、ジョグの5kmは同じくらいの時間をかけてする運動で、良く似ているといえます。私は日々5kmのジョグを日課にしているため、1,500m遠泳はちょうど良い運動です。
一日30分で終わる運動であれば、無理なくできます。クロール1,500m遠泳はおすすめです。
水泳のタイム向上策
スイムのタイムを、現在の35分から20分台に上げたいと思っています。しかし、スイムの場合、やみくもに掻いでも、フォームが乱れてしまって、前に進みません。
ランの場合、私は短い距離(400m)を全力で走り抜けることを休みながら繰り返す「インターバル」練習を基本に、タイムを延ばしてきました。スイムも同じで、多少無理すればフォームが維持できる100-200mを全力に近いペースで泳いで休むことを繰り返せば、タイムが伸びていくと考えています。
タイムを短縮するには、ダラダラ運動するだけではダメで、負荷をかけることが必要でしょう。
最近知ったクロールのコツ
クロールよりも平泳ぎの方が速いという人は多いと思います。平泳ぎは「けのび」が必ず泳ぎの中に入るため、意外と進みやすいのです。クロールも伸びを意識することが大切です。
クロールはフォームが重要です。大きく掻いたり、大きくバタ足すると、逆に抵抗になります。
・頭を沈めて、足を浮かせるイメージ
泳いでいる間は、あごを引いて、おへその方を見るくらいの意識で。私はかなり猫背なのでこれくらいの意識でちょうど良いです。息継ぎもあごを引いたままおこないます。すると自然と体軸で回転して息継ぎできるようになって、頭のてっぺんから水を切り裂いて泳ぐ感覚が生まれて、水中での抵抗が少なくなります。
足が沈んでしまうと、バタ足のパワーが体を浮かせるために使われてしまいます。斜め下の方向に潜るように泳ぐイメージだと、頭が沈んで、足が浮く。つまり、水中で体が水平になり、効率よく前に進むようになります。
足に挟むフロートを使うと、足が浮く感覚を掴めます。
・バタ足は小さく
バタ足を大きくしすぎると、逆に抵抗になります。実はバタ足だけではほとんど進みません。試しにバタ足だけで泳いでみると、どれだけ進まないかがわかります。バタ足はひざ下だけ、足首をパタパタなびかせて、下半身を浮かせるくらいの強さで十分です。
上記のフロートとはこんなやつです。
おすすめの参考書です。
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