日々、色々な勉強会が立ち上がっています。一方で、消えていく勉強会も多いです。
私が携わっている静岡ライフハック研究会は5年目、静岡47会は11年目を迎えました。長く続いている方です。
長く続いている勉強会に、共通するポイントとは?
来る者は拒まず、去る者は追わず
腐ったみかんの話はご存知だと思います。1個でも腐ったみかんがあると、他のみかんも腐ってしまうので、早めに取り除きましょうという話です。
同じように、勉強会で、参加率が悪い人を退会させるケースがあります。サボり癖がみんなに伝染するからということでしょう。しかし、これをやってしまうと、他のメンバーも息苦しさを感じて、次第に心が離れていきます。
逆に、参加の強要も、やってはいけません。強要すればするほど、人は離れていきます。もし自分が強要されたら「嫌だな」って思いますよね。自分がされて嫌なことは、人にはしてはいけません。人はストレスを感じる場所にはいたくないのです。
人それぞれ、予定があります。急な仕事も入ります。どちらにしろ、毎回出席してくれる人は出席しますし、しない人はしません。年に一回でも来てくれれば、ありがたいことです。
毎回出席する人3割、2回に1回が3割。年に1-2回来る人が4割。これくらいの分布があって良いと思います。最初から、2回に1回以上のメンバーだけ勉強会が回るような運営をしましょう。
準備量を減らす
事前の準備がいろいろ必要だと、億劫に感じる人が多くなります。リハーサルや、事前チェックなどの作業は無くして、ぶっつけ本番にしましょう。
タモリ氏が司会を務めていた、笑っていいともや、ミュージックステーションが長い期間続いた(ている)理由は、「生放送」だからです。撮り直しなどがないため、時間がかかりません。
逆に本番では、集中力が必要になります。失敗やハプニングもあるでしょう。しかし、真の実力は本番で身につくものです。
懇親会は前金制か、飛び込み
勉強会とセットで、懇親会を行うとさらに盛り上がります。しかし、懇親会を急にドタキャンする人がよくいます。
ドタキャンする方はものすごい勘違いをしている可能性があります。予約した以上、ドタキャンした人の代金もお店に支払わなければいけないことを、ご存じないようです。料理は用意されているのです。
あなたがドタキャンしたら、誰かが代わりに支払わされる目にあっているのです。ドタキャンする人は本当に大迷惑です。信用を一気に落とします。
懇親会を行うのであれば、銀行振込を利用した前金制がベストです。料金徴収を代行してくれるイベント告知サービスを利用しても良いでしょう。ドタキャンの返金はないことを明記しておきます。幹事は余計な心配をせず、勉強会に集中できます。
参加人数が少なければ、席だけ予約したり、キャパの大きいお店に、当日飛び込みでお店に入ったほうが、ストレスがありません。
続けられる範囲で定期開催
勉強会の開催が不定期だと、忘れられてしまいます。雑誌も毎週月曜日とか、毎月第一月曜日とか発刊日が決まっているから、読者は安心して買いにいけるのです。
毎月、隔月、春秋1回ずつなど、定期開催をしましょう。
ちなみに、我々が開催している静岡ライフハック研究会は、毎年8月に開催しています。静ラ研といえば「夏」というイメージが定着しています。
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まとめると、
- 参加者、運営者ともにストレスを最小限にする
- 労力を最小限にする
- 無理のない定期開催
です。勉強会を開催したい方の参考になれば、幸いです。
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