noteが流行っているということで利用し始めたら、noteは実はMediumというTwitterの元共同経営者が立ち上げたコンテンツプラットフォームサービスを意識して作られたサービスであることを知りました。
そして先日、KADOKAWAと、はてなが、小説を公開するためのコンテンツプラットフォーム「カクヨム」を立ちあげました。
面白そうなので、3つのサービスすべてを利用してみました。noteはちょっと前から利用していて、Mediumとカクヨムは、昨日ざざっと記事を書いてポストしてみました。
- note – ブロガーが走る理由(有料)
- Medium – 「書けば実現する」の真実 — 第二の起業へ
- カクヨム – ブロガーのリアル
ザクっと使ってみた感想と比較をまとめてみました。
コンテンツプラットフォームとはなにか?
その名の通り、テキストをメインとしたコンテンツを公開できるサービスです。ブログより自由度は低いけれど、より簡単にキレイにコンテンツを公開できるようなデザインになっています。
ソーシャルメディアとしての機能も備わっています。ユーザー同士でいいねや星をつけたり、コメントをすることができます。拡散力が弱い気がしますが、各プラットフォームには、独特の空気感があり似た思想を持つ人が多いため、プラットフォーム内だけでも盛り上がります。もちろんTwitterなどの外部のソーシャルメディアとも連携します。
MediumはアンチTwitterとも言われていることから、コンテンツプラットフォームの基本は、「長文をキレイに簡単に公開できるソーシャルメディア」とも言えるますね。
note Medium カクヨムの違い
Mediumは長文テキストに特化したコンテンツプラットフォームです。Twitterの元共同経営者が立ち上げたものなので、英語圏のサービスです。まだ日本語化が進んでおらず、ちょっと使いにくいです。メッセージをキレイに伝えられるのと、英語圏のサービスで意識高めな感じが出るので、スタートアップの起業家さんたちが、ブログ代わりに利用しているケースが多いようです。いいねとコメント付けられます。
Mediumがスゴイと思ったのは、Smartnewsにサクっと掲載されたことです。ブランディングの効果があるかもです。
noteはMediumの意識して作られたサービス、というか基本はそのまんまという感じです。noteは、テキストだけでなく、画像や動画、音声、ツイートなども自由に入れられます。ノートをまとめたマガジンも作れます。そして、コンテンツやマガジンに課金できるところがウケて、ちょっとしたブームになっています。収益化目当てに使い始めた(私を含めて)ユーザーが多いので、バブルが弾けると一気に冷める可能性があるので注意が必要です。
カクヨムは、小説を公開するためのコンテンツプラットフォームです。完全にテキストのみで、画像すら載せられません。ルビと傍点を入れられます。作品全体へのフォローとレビュー機能がありますが、個々のページはコンテンツのみです。作品をしっかり公開することに特化していて、小説を公開するという明確な意思を感じます。
課金は現在はnoteだけですが、Mediumは課金できるよう準備が進んでいるそうです。カクヨムも追従してくるはずです。
使い分けと集中
将来的にはすべてのプラットフォームでコンテンツに課金ができるようになるはずなので、現時点では、まずはすべてのプラットフォームを使ってみること。そして、プラットフォームに流れる意思を感じ取ることです。
商業出版を目指しているなら、出版部門のあるKADOKAWAが運営するカクヨムが良いです。まだ始まったばかりのサービスなので、目に止まりやすいです。スタートアップや起業を目指す人なら、Mediumで他の起業家と関わりあえると良さそうです。
noteはユーザーが多いので、ソーシャルメディアとしても利用できます。TwitterやFacebookとは違ったクラスタと交流できるので、楽しいです。
自分が何を目指したいのかをよく考えて、利用先を絞っていくのが良いでしょう。すべてを更新していると、パワーが分散されてしまいますので。
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