昨年末の話ですが、信号待ちの際に、後ろから車に追突されました。
自動車の事故に遭った際、自分の保険に「弁護士特約」がついているのであれば、相手の保険会社との示談は必ず弁護士をつけるべきです。
その理由とは?
弁護士をつけると、示談金が高くなる
理由は、圧倒的に慰謝料が高くなるからです。
追突事故のようなこちらの過失がゼロの案件では、相手保険会社との示談に、こちらの保険会社は介入しません。
自分の保険会やvs相手保険会社ではなく、「自分vs相手保険会社」の話し合いになります。
相手の保険会社は、慰謝料を提示してくるのですが、その金額は、低く見積もられた額になります。
こちらから意見を言うことも出来るのかもしれませんが、素人は相場をよく知りませんし、反論する根拠を持っていませんので、個人で損保と争うのは難しいです。
保険の内容を確認して、弁護士特約があるのであれば、必ず弁護士をつけましょう。自分の保険会社にその旨を連絡すれば、弁護士を紹介してくれます。もちろんお金はかかりません。
示談金が2倍以上に
弁護士をつけても、特に難しいことはありません。電話で数回やりとりして、いくつかの書類に署名をするくらいです。
たったそれだけで、私の場合は、慰謝料が2倍以上になりました。
最初に提示された金額は、かなりふっかけられていたことがよくわかりました。
弁護士がつくと、それだけで、慰謝料の相場が上がるようです。
慰謝料が高くなっても、相手のドライバー側の負担が増すわけではありませんので、安心して弁護士をお願いしましょう。
弁護士にお願いするデメリット
デメリットがあるとすれば、「時間がかかる」ことでしょうか。
慰謝料支払いまで、1-2ヶ月間プラスとなります。
自動車の買い替えのためにも
我が家の車は10年以上の車でした。事故が起きた際、これを機に買い替えてしまおうと思いました。
しかし、全損扱いにすると、20万円くらいにしかなりません。自分の車両保険を利用しても、50万円ほどでした。
さらにコロナの影響で、新車をお願いしても納車までの半年や一年かかると言われました。中古車の相場も上がっていました。
我が家はたまたま、全損金で買える同じタイプの中古車(ちょっとだけ新しいモデル)を県内の中古車屋さんで見つけ、そちらに乗り換えられたのでラッキーでした。
場合によっては、予算以上の中古車を購入する必要があります。慰謝料はなるべく多いほうが、選択の幅が広がります。
自動車を壊されて、怪我もして、その上で新しい自動車を購入する際にもストレスを貯めていては、たまったものではありません。
自動車事故の際は、弁護士特約を利用することを強くお勧めします。
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