経営セーフティ共済の解約

法人で経営セーフティー共済に加入しています。法人の現金残高が少なくなってきたので、この度、解約することにしました。

これまでの掛け金が、すべて戻ってきます。

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セーフティー共済とは?

セーフティー共済とは、倒産防止共済とも呼ばれています。掛け金の10倍まで融資を受けられることで、取引先の倒産などで、いきなり連鎖倒産することを防ぐための共済です。

それだけでもかなり優秀ですが、この共済の最大のメリットは節税に使えることです。掛け金はすべて経費で落とせます。月最大20万円まで積立できるので、最大、年間240万円。合計800万円まで積立てられます。

利益が増えると、法人税を多く支払う必要があります。そこで、このセーフティー共済を利用して、年間240万円を経費として落とせれば、かなりの節税となります。

赤字と相殺する

もちろん、解約時には収入となってしまいますので、何も考えずに解約してしまうと、税金の先送りにしかなりません。

今回解約したのは、弊社の赤字が掛け金以上に大きくなっているからです。法人の赤字は9年繰り延べできるので、今回、解約によりそこそこ大きな額を収入として得ても、赤字と相殺することができます。

うまく利用することで、売上を平準化して、経営を安定させつつ、節税も可能ということです。

最近は、法人の残金を投資にまわしていることもあり、現金が少なくなってしまっていました。

これでしばらくは安心です。(安心と祈りたい)

今日のわかった

ゆくゆくは、法人を解散する予定です。それまでは頑張らねば!

会社経営
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