ゴルフ初心者にとって、一番の恐怖はバンカーでしょう。
グリーン周りのアゴの高いバンカーに落ちると、いくら打ってもアゴを越えず……。
グリーン周りのバンカーからの打ち方は、形が決まっています。一度習得してしまえば、オートマティックに自信を持って打てるため、絶対に習得しておきましょう。
まずフェースを開きます。アゴの高さに合わせて13-14時くらいまで開いた状態からグリップします。短めに持った方が振りやすいです。
オープンスタンスで構えて、フェース面は目標に向けます。ボールは右足の前です。
そして、普通のスイングではやってはいけない「アウトサイド・イン」で斜めに振りぬきます。
砂とボールを打った後は、手首を返しつつ、ナチュラルにフェースが閉じていくように振りぬきます。
フェースが開いたままだと、クラブのヘッドが砂に突き刺さってしまいます。ヘッドが砂から抜けないと、砂とボールを一緒に上手く打てません。
カット打ちするのは、斜めに振りぬくことで、砂の中をクラブが通過しやすいからです。刺し身を切るときも、包丁を斜めにしたほうが切りやすいのと同じです。
ボールと周りの砂を、サンドウェッジで斜めにすくいます。スプーンでアイスをすくうような感じです。
思いっきり振りぬきます。フェースが開いているので、思いっきり振っても、ボールは上に上がるので、飛びすぎることはありません。
バンカー練習場でしっかり練習しておきましょう。
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