人は誰でも色々な才能を持っています。しかし、子供のころからの人生の積み重ねで「これはダメ」「あれは無理」といった負のルールを次々と背負い続けて、大人になっていきます。
本当は出来るのに、自分でブレーキを踏んでしまっていて、勝手に「自分にはできない」と決めつけていることは多いのです。
ブレーキを背負ったまま大人になる
子供にとって、育ての親の存在は絶対です。なぜなら、親に嫌われたら、ご飯を食べさせてもらえないからです。子供は親の言うことを聞きながら、「これはダメ」「あれは無理」といった心のブレーキを一つづつ増やしてきます。それが子供の生きる術だからです。
社会に出れば、しがらみはまったくありません。社会的なマナーや常識はわきまえた上で、自分が目指したい方向に向かって、好きに行動すれば良いのです。自分の経済力を手に入れれれば、親の言うことを聞かなくても死ぬことはありません。
ところが、社会人になっても、子供の頃のルールを大切に持ち続けているケースが多いのです。近所の低山に登るのに、雪山の装備を背負って登るようなものです。
一歩を踏み出す
社会人になって、それなりにキャリアを積んでくれば、みんな「成功したい」と思うでしょう。しかし、子供頃から背負い込んできたルール・常識で「自分には無理だ」と判断してしまうのです。
社会人が一番求めているのは、ビジネス的な成功でしょう。必要なのは、アイデアとタイミング。そして、実行力です。
重要なのは、一歩踏み出してみようと思う意思力です。ダメダメと言う前に、まずはちょっとでも行動してみる。一歩進めば、見える景色は違ってきます。
出来ない理由はない
最近のビジネス的な成功に、人生をかけた莫大な初期投資は必要ないと思います。例えばアイデアに対してネットで投資を募るクラウドファンディングの仕組みを利用すれば、申し込みの投資額が事業アイデアに対する評価となり、事前に自分のアイデアをチェックできるのです。
「それは無理だ。その理由は……、」と出来ない理由を言うのは簡単です。なぜなら、全体の計画の中の、ちょっとしたほころびを突けば、すべてをダメということができるからです。でも、成功に向かってまっすぐに進んでいる人は、ちょっとくらいのほころびなら、道中でなんとかしてしまいます。
あれは無理、これはダメと自分にブレーキをかける前に、自らちょっとでも始めてみる。
去年の自分より、ちょっとだけでも「ノリ良い」感覚で、目の前のアイデアに取り組んでみたらいかがでしょうか?
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