Twitter上で#本棚の10冊で自分を表現するが流行っているようです。
面白そうなので、私も乗っかってみました。
著者の岩本さんの話も面白いのですが、奥様の里奈さんのエピソードがダントツに面白いです。普通のOLだった女性が18年かかってフルマラソン3時間17分。ウルトラのサブ10も達成されています。市民ランナーに勇気を与えてくれます。
村上春樹さんは、日頃からジョギングを趣味にしていて、ウルトラマラソンも完走したことがあるランナーです。小説を書く作業と、ジョギングはよく似た作業だと述べていて、共感します。「走る意味」を確認しなおす時に読んでいます。
毎日長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる! 月間たった80㎞で2時間46分! 超効率的トレーニング法 (ソフトバンク新書)
スピード練習が有効な根拠を、初めて理論的に学びました。私は自分の感覚だけで、短時間のスピード練習を中心にトレーニングをしていたので、本書を読むことで自分のやり方に自信を持つことができました。
マラソンは「ネガティブスプリット」で30分速くなる! (ソフトバンク新書)
後半失速するレースが続いて、突破口はないかと考えていた時に出会いました。36km走で最後まで全力で走れた時のラップを調べてみたら、前半のペースが遅かったので「これだ!」と思いました。サブ3.5達成の原動力となりました。
非常識マラソンメソッド ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヵ月で3時間13分! (ソフトバンク新書)
非常識マラソンマネジメント レース直前24時間で30分速くなる! (ソフトバンク新書)
岩本さんのメソッドは私に合っています。フォームの改善や、峠走の有効性、ビルドアップ走によるソツケン、レース前とレース中の補給スケジュール、レースペース計画といった、レースに向けた具体的なノウハウが紹介されています。
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)
Qちゃんのコーチだった小出さんも、スピード練習+ネガティブスプリットを勧めています。サブスリー用の練習メニューが参考になります。
BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
メキシコの山岳地帯にいる走る民族のドキュメンタリー。タイヤのゴムで作ったサンダルを履いて、山岳や荒野を高速で走れる理由を紐解いていきます。最後の、ハイテクのシューズを履いたトレイルラントップランナーと、現地のランナーとのレースの様子は本書のクライマックス。読後は山を走りたくなります。
ジョギングを始めた頃から読んでいる本。10年経って、ようやく体幹ランニングが何たるかを理解できるようになりました。インナーマッスルやお尻の筋肉を使うことで、劇的に楽に速く走れるようになります。
ものの見方や、考え方を180度変えてしまった本です。人生の9割はコミュニケーション。自分が箱に入ってしまえば、相手も箱に入ってしまいます。
私にとって、ジョギングとは本来ストレス発散です。走ることで、逆にストレスが貯まるような状態は本末転倒。走ることで自分を見つめ、ストレスを燃やし、感情をコントロールして、箱に入らないようにしたいです。
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ここ5年は、マラソンに夢中です。最初は趣味程度でしたが、タイムが伸びてくるにつれて、肉体が変化すると、心も成熟してきました。ジョギングは人生のメタファーだと思うようになりました。
マラソン関連の書籍はよく読んでいます。多くの読書は、「面白かった」「なるほどね」で終わってしまうことが多いのですが、マラソンはすぐに実践できます。学びと実行のサイクルが回しやすいのです。
マラソン以外の本から、ランニングのヒントを得ることもあります。新しい困難や目標への取り組み方法を、マラソンの経験に求めることも多いです。マラソンだったら……、と考えると、ヒントがたくさん出てきます。
私にとってマラソンは、人生の実験場なのです。
1日30分練習でマラソンサブ3.5を達成する方法: 忙しいサラリーマンでもできる!
一般市民ランナーの目線から、実体験を元に、ジョギング本を書いてみました。ターゲットはサブ3.5です。サブスリーは難しいかもしれないけど、サブ3.5までならキロ5分。なんとか目指せる目標です。