土曜日の昼下がりから夜にかけて、6時間ぶっ通しでブログに関する話を聞き続けるという、かなりコアなイベントでした。
当ブログを今のスタイルで更新を初めて、もうすぐ3年が経ちます。「ブログを3年続けると、何かが変わる」と誰かが言っていた記憶があります。
実際に3年続けてみて、私自身何が変わったのか、そして、今後どのようにブログに取り組んでいくかを考える時間にしたいと思い、静岡から参加しました。
ブログが仕事になる
壇上に上がったパネラーの方々の多くが、「仕事としてブログを更新している」と言っていました。私もよく考えてみると、ブログ更新は仕事の一部になっています。
ブログ更新だけで生活しているわけではありませんが、ブログ更新をストップしてしまうと、仕事全体に支障がでます。
私にとってのブログは、ネットマーケティングの実験場です。ブログ運営を通じて得たノウハウは、クライアントや自家のサービスやサイトの運用に活用します。
ブログのマネタイズについて
「ブログに収益を求めている人」という質問に対して、手を挙げる人が少なかったです。ちょっと違和感を感じつつも、マーケティング的には自然な姿なのかなと。
ビジネスにおいて「お金のために頑張る」と表立って言う人は居ません。お客さんの喜びや快適な生活を提供することで、お金は勝手に付いてくるものと考えます。
しかし、2番目のセッションに登壇した、Publickeyの中の人は、ブログを徹底的に専門化して、広告枠の価値を最大化する努力をしていて、AppBankの中の人たちは「どうやったら、人は自分たちのコンテンツを認めてくれるか?」「金を払ってでも読んでもらえるような記事を書かないと認めてもらえない」を考え抜いたという話がありました。
効率よくマネタイズしていくには、待ちの姿勢だけはなく、ブログを積極的にマーケティングしていかないと、お小遣いの域を出れないのでしょう。
ブログは何かを始めるツール
粟飯原さんのレシピブログの話が印象に残っています。主婦の方がブログに料理のレシピを毎日ポストしていたら、人気ブログになって、出版社から声がかかってレシピ本を出版したら、200万部売れたという話です。普通の主婦をしていただけなのに、まさか料理が仕事になるとは思わなかったと、その方は話しているそうです。
レシピブログでは、料理の写真を綺麗に撮ることは大切です。初心者のブロガーも、見よう見まねでどんどん写真が上手くなっていくそうです。「大好きなこと」はエネルギーが高いのです。
好きなことを仕事にして生活できるチャンスが増えていると感じています。まさにレシピブロガーの主婦さんは、ブログで仕事を手に入れたのです。もちろんすべての人にチャンスが来るわけではありませんが、始めなければチャンスは巡ってきません。
何かを始めたい。成し遂げたいと思ったら、ブログでその過程を記録(ログ)をとってみると良いと思います。たまたま記事を見つけて共感してくれる人が現れて、何かが動き始めるかもしれません。
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ブログはあくまで「ツール」 大好きなことの活動を記録していくことで、自分の考えをまとめたり、外部とのコミュニケーションのきっかけを誘導して、活動の幅を広げていけます。
当ブログは、最初はネットマーケティグの実験台として再スタートをして3年経ちます。結局は自分の好きなことを記録する場となっています。趣味のマラソンや、静岡のお店の紹介の比率がどんどん増えています。完全に雑記ブログとして軌道に乗ってしまった感じです。
3年経ったタイミングで、次の3年へ向けて、新しいことを開始するきっかけを掴めるかな?という期待をして、ブロガーサミットに参加しました。
ダイレクトなインスピレーションはありませんでしたが、大切なのは続ける事。
すこしペースを落としてでも、ブログを更新し続けることで、新しいチャンスのきっかけを捕まえられたらと思いました。
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