オーストリア産ワインの試飲会に、招待いただきました。オーストリアワインは飲んだことがなかったので、興味津々。
麻布十番の高台にあるオーストリア大使館で行われました。気持ち良い風の中、ワインを堪能させていただきました。
ビンテージワインの強さを堪能
ずらりと並んだ43本のワイン。ほとんどが10年以上熟成したもの。ビンテージワインです。ほとんどが白ワインでした。
さすがに全部は試飲できません。2003年が当たり年だったと聞いたので、順番に飲んでみました。
ワインについて詳しいことは語れないのですが、どのワインもキレキレでした。素晴らしかったです。
白ワインは飲みやすいイメージがありますが、熟成させると、ボディがしっかりします。食事に合わせるなら、これくらいの強さが欲しいです。
同じ銘柄で、年を変えて飲み比べてみました。年度によって風味が全然違いました。全体的に古いワインの方が、熟成期間が長いため、より強いワインのような感じがしました。
とはいえ、古ければ古いほど良いというわけではなさそうです。私には強すぎるなと感じたものもありました。
オーストリアワインの特色
オーストリアでは白ワインの生産が盛んとのこと。今回の試飲会では、43本中35本が白ワインでした。
緯度が高くなると、日照や気温の影響で、赤の品種が作りにくくなるという話を、聞いたことがあります。お隣のドイツも白ワインが盛んです。白ワインを作るのが得意な地域なのでしょう。
しかし、ドイツよりは緯度が低いので、赤ワインもつくられています。今回5本あった赤ワインも素晴らしかったです。
オーストリアワインの購入方法
オーストリアワインは、日本市場にはあまり出回っていません。ネットで購入するのが良いようです。
今回試飲させて頂いたビンテージワインの価格は5,000円前後から。レストランのボトルが、安いワインで4,000円くらいであることを考えれば、非常にコストパフォーマンスが良いです。でも、家庭で飲むには、なかなか手が出にくいです。
5年物くらいなら、値段は半分くらい。2,000円台からあるようです。後日、個人的に2009年物の赤ワインも飲んでみましたが、飲みやすさと強さがバランスしています。お勧めです。
オーストリアワイン専門ショップ「オーストリア ワイン・ドットコム」なら、ワインに合う料理を写真入りで紹介しているため、選びやすいです。家庭でマリアージュですね。
オーストリアワインは、フランスやイタリアといったワイン大国とくらべても、遜色ないと思いました。値段も実力の割にはお手頃です。
ワイン好きの方は、オーストリアワインはぜひ飲んでみることをお勧めします。
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