「問題がわかれば、目標は8割達成できたようなもの」と聞いたことがあります。
サブスリーという大きな目標に対して、自分の走力はどの位置にあって、何が足りないのか?
問題点を探るため、この度アシックスランニングラボで、自分の走りを徹底的に分析してもらいました。
アシックスランニングラボ東京
今回お邪魔したのは、アシックスランニングラボ東京。銀座にあるアシックスストア東京の中にあります。
新橋駅から歩いて5分くらいです。
お昼からの測定だったので、近所のお店でランチを済ませて向かいました。
鳥天うどん美味しかったです。
測定の様子
測定してくれるのは、
- 足型、アライメント、体組成など身体に関する基本的測定
- 脚筋力測定
- ランニングフォーム測定
- 全身持久力測定
全部しっかち測定してもらおうということで、コースは「ランニング能力測定」。時間は12:00-14:30の二時間半でした。
最初は、基本的な測定から。特に大変ではありません。
しかし、その後からきつくなってきます。
脚筋力測定は、機器で負荷をかけた状態で、膝下を曲げ伸ばしして測定します。これがかなりきつい。
ランニングフォーム測定と全身持久力測定は、トレッドミルで実際に走りながら測定します。
マスクをつけて走ります。呼吸の成分から、全身持久力を測定するためです。
ウオーミングアップに、6分/kmから4分/kmくらいまで上げて走りました。特に問題なかったので、本番は一番速いコースで。最大16分。3分/kmくらいまで上げます。
本番開始。開始6分くらいで4分/kmに到達。3分30秒/kmくらいからキツさを感じ始め、3分15秒/kmでギブアップのサインを。13分くらい走りました。
最後の速度はきつかったです。
測定終了は1時間10分くらい。測定後はシャワーを浴びて、着替えてから、結果についてのまとめをゆっくり聞きました。実質2時間くらいでしょうか。
測定後の説明
詳しいレポートは10日後に送られてきますが、その場で聞いた結果のまとめによると、
- ATは4’17/km(惜しい)
- 肩が振れ過ぎ ハムストリング硬すぎ
- 10km3’50/kmペース走と、20-30kmの4’40/kmペース走で心肺と脚を作る
ATはLTとほぼ一緒と言われていて、有酸素運動と無酸素運動の境目の値です。
有酸素運動であれば、無理なくずっと走っていられますが、無酸素運動だと筋グリコーゲンが枯渇したり、乳酸が分泌して、いずれ失速してしまいます。
私の場合、4’17/kmのスピードで無酸素運動に入ってしまうため、サブスリー(4’15/km)で走り続けるには、走力がギリギリ足りないことが明らかになりました。
惜しい!ですけどね。本当にあともう一歩ということがわかったので、モチベーションが上がってきました。
サブスリーを目指すために私がやるべきトレーニング
ATを上げていくトレーニングとしては、RCTと呼ばれるスピード練習の目安の速度である、3’50/kmでの10kmペース走と、ATから30秒マイナスした、4’47/kmでのペース走20-30kmが有効ということでした。
まさに、大嫌いで今まで避けてきたトレーングです。やってないだけに、やれば確実に走力が上がるのは明らかです。
気が重くなってきましたが、そこに踏み込まないと、先はありません。
(その他の測定内容については、レポートが届いたら追記)
アシックスランニングラボで問題点がくっきり
アシックスランニングラボでは、科学的な測定を元に、自分の問題点を、客観的に指摘してくれます。
今回は私はサブスリーを目指していることを事前に伝えてあったので、現状を踏まえての対策方法についても、詳しく教えていただけました。
多少お金はかかりますが、悶々としていたところがスッキリしたので良かったです。
マラソンをする方で、自分の走りに疑問を持っていたり、問題点を知りたい方は、ぜひ一度走りを測定してもらうことをお勧めします。