2013年6月より、アマゾン・アソシエイトの料率が変更になります。
改訂となるカテゴリおよび新紹介料率は下記の通りです:
PCソフト(ダウンロード商品を除く)/ おもちゃ(ホビー含む): 固定2%(1商品1個の売上につき紹介料上限1,000円))
本(Kindle本を除く):固定3%(1商品1個の売上につき紹介料上限1,000円)
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これまでは売り上げが多ければ最大8%だった料率が、PCソフトとおもちゃは2%、本は3%に下がってしまう訳です。単純計算で80万円の報酬が20-30万になってしまうわけですから、該当するカテゴリの商品を多く売っていたところは、かなりの打撃でしょう。
そんな逆風の中でも多くの報酬を得る工夫をご紹介します。
選択肢を増やす
例えば、書評記事をポストして、アマゾン・アソシエイトで本を紹介しても、日頃から楽天ブックスで本を買う人は、アマゾンからは買いません。楽天ブックスへ移動して、自分で書籍名を検索して、楽天ブックスで購入するのです。
よって、商品を紹介する場合は、アマゾンだけでなく、楽天市場など複数の大手ショップへのアフィリエイトリンクを設置しておくと、取りこぼしを減らせます。
とはいえ、毎回複数のモールへのアフィリエイトリンクを生成する作業は面倒です。そこで、手前味噌ではありますが、私が運営しているリンク生成サービス「カエレバ」「ヨメレバ」をお勧めします。
複数のショッピングモールへのアフィリエイトリンクを一括生成するサービスです。ヨメレバは書籍に特化したサービスです。
アマゾンの報酬を最大10%増やす方法
今回、アマゾンアソシエイトで、PCソフトとおもちゃは2%、書籍は3%になってしまいましたが、最大10%増の2.2%、3.3%にする方法があります。
アマゾン・アソシエイトを、「もしもアフィリエイト」という外部ASPを通して行うと、W報酬制度といって、アフィリエイト報酬に対して最大10%のボーナスがつきます。
ボーナスはアマゾンに限らず、楽天市場でも同じです。成果報酬に対して、もしもが独自にボーナスを付けてくれるのです。
前述したカエレバ・ヨメレバは、アマゾンと楽天市場のリンクを、もしも経由で生成できるよう設定ができます。
もしもでは、アマゾンでは売れた商品のデータ、楽天は売れたショップのデータを、CSVファイルをダウンロードして把握できます。便利です。
【追記】もしも経由のアマゾンアフィリエイトは、売り上げ商品数増による料率アップのテーブル制がなく3.5%が上限です。売り上げ個数が少ない方、書籍やおもちゃなど売り上げのほとんどを締めている方は、10%ボーナスがつくもしも経由がお得ですが、他のジャンルの商品の「ついで売れ」が多く、売り上げ数も多い方は、本家アマゾン・アソシエイトの方が収益が高くなる場合もあります。(2013.5.24)
よくある話
アフィリエイト報酬率が突然下がる話は、この業界では良くある話です。アフィリエイトは結局、他人のふんどしで収益を上げる方法なので、文句は言えません。広告主が儲からなければ、広告費は出ないわけですから。
サイトやブログの収益化を、アフィリエイトをメインに考えるのであれば、少数の広告主やASPに依存するのは、リスキーだということです。
リスクを分散するには、なるべく収益源を増やすことです。アクセス数の多い過去記事にアフィリエイトリンクを設置することを考えてみましょう。アマゾンや楽天市場、Googleアドセンス以外にも、設置できる広告は無いかを調べてみましょう。
ASP管理画面から、広告のリストを眺めて、設置できる広告をさがしてみましょう。案外あるものですよ。
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