収益源をアフィリエイト広告に頼るネットでサービスやサイトの運営者は多いと思います。
しかし、もし、アフィリエイトに大幅な規制がかかってしまったら、収益は大幅に減少してしまいます。そういったリスクを想像したことはありますでしょうか?
アフィリエイト業界が健全に成長していかなければ、継続して収益を得ていくことは不可能です。より良いビジネスモデルに成熟させていくために、みんなでアフィリエイトの未来を議論しませんか?
アフィリエイトは合理的なビジネスモデル
アフィリエイトとは、サイト・ブログ運営者が記事中で商品を紹介して売れると、一定の報酬が支払われる仕組みのことです。
広告主は売れた数を正確に把握できて、売れた分だけ広告費を支払えば良く、サイト・ブログ運営者は売れば売るほど報酬額が増えるので発展性があります。両者にとって理にかなったビジネスモデルです。
しかし、シンプルで強力な仕組で、誰でも利用することが可能なゆえ、しばしば悪用されるケースがありました。
日本アフィリエイト協議会は、業界の発展を妨げる活動とは一線を引き、消費者庁や警視庁などの関連官庁と連絡を取り合いながら、真っ当にアフィリエイトに取り組む事業者で協力して、アフィリエイト業界の健全な成長を図る団体です。
ネットマーケティングの手法がガラリと変わってしまった
アフィリエイトを取り巻くネットマーケティングもここ数年で大きく変わってきました。ネット集客のメインであるGoogle検索の性能が大幅に向上して、いわゆる自作自演の外部リンク構築が無力化されてきています。
これまで公然とうたわれていた、サテライトサイトの量産や、相互リンク、リンク購入、ガジェット配布、プレスリリースなどの方法は、現在はGoogleのポリシー違反となっています。
一方で、ソーシャルメディアの台頭が見逃せません。これからのSEOは、当たり前の事を当たり前に行うことです。良いコンテンツをポストして、外部リンクを待つことが基本です。そして、記事をポストしたことを積極的にソーシャルメディアに流すことで、口コミ拡散により被リンク獲得を加速させるのです。
多くの人の目に触れたコンテンツは、ニュースサイトやブログで紹介されるチャンスが増えます。以前は1年かかった外部リンク獲得数を、一週間で獲得できるくらいです。以前のような待ちのマーケティングを続けていると、あっという間にぶち抜かれてしまうでしょう。
アフィリエイトとソーシャルメディアの相性は悪すぎる
ではアフィリエイトもソーシャルメディアを活用しましょう。という簡単な話ではありません。ソーシャルメディアとアフィリエイトは最高に相性が悪いのです。ソーシャルメディアは個人情報と紐づいていて、良い口コミを続けることで自分の信用が上がっていきます。失言をすれば信用を失ってしまいます。リアルとネットの発言や立ち振る舞い方が重なってきているのです。ネットだけはやんちゃが出来る時代は終わりました。
ソーシャルにアフィリエイトリンクのついた商品情報を流したらどうでしょうか?受け取った人は、商品の営業を受けているような気分になるでしょう。人はモノを売り込まれるのが大嫌いなのです。アフィリエイトはソーシャルメディアと相性がものすごく悪いのです。
ソーシャル時代を迎えて、アフィリエイトは相反する矛盾を抱えながら、デリケートなハンドリングをしていく必要があるのです。
変わりゆくアフィリエイトを取り巻く環境を議論する
気持ちよくお客さんに買ってもらう。いかに売らずして売るか。商売の難しさは、アフィリエイトに限らずネット・リアルでも同じです。
一人で活動をしていると、知らず知らず顧客に不快な思いをさせるタブーな方法を選択してしまっていることもあるでしょう。「良い情報は人づてにしか入ってこない」と言われる通り、定期的に事業者同士で意見を交換したり議論できる場は貴重です。
今回開催される、本気でアフィリエイトを学ぶ会は、その名の通りビジネスとして本気でアフィリエイトに取り組んでいる方が一同に会して議論する場です。一定の参加資格をパスする必要はありますが、アフィリエイトについて真剣に考えている方であれば、参加が可能です。
多くの方の参加をお待ちしています。
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