アキレス腱断裂後のケガの功名はあったか?

昨年の9月にアキレス腱を断裂。治療とリハビリを頑張って、半年間後の3月にフルマラソンレースに復帰しました。

ケガ後10ヶ月が経過し、ようやくケガする前の走力に戻ってました。そして、自分の体に対する意識が変わってきた実感があります。

一年という長い時間を回り道をしてしまいましたが、ひょっとしたら今の状態の方が目標に近づいているかもしれません。

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無理をしないようになった

私も目標はフルマラソンのサブスリーです。サブスリーで走りきるには、今以上の走力が必要です。限界ギリギリでのトレーニングが不可欠です。

中途半端なトレーニングをしても効果がありません。体に不調がある状態で無理しても、体力限界まで追い込めないどころか、去年の私のように、ケガをします。

昨年フットサル中にアキレス腱を断裂したのですが、前日はゴルフ、その前日は5,000mトライアル、その前の日は35km走(10kmトレイル含む)と、かなり無茶をしていました。

歳も取っているので、無理は禁物。追い込める体調を整えてトレーニングにのぞむようになりました。

トレーニング効果の最大化を意識するようになった

年齢のせいか、強いトレーニングをすると、疲れが抜けにくくなっていますし、体力を維持できる年代もとわずかです。

色々調べた結果、トレーニング後にプロテインを飲むと効果的に筋肉が修復されて強くなることを知り、プロテインを飲むようになりました。

プロテインの効果は抜群でした。筋肉のリカバリーが早いので、安心して追い込めるようになりました。トレーニングの効果を最大化できることが、キツイメニューへ向かうモチベーションになってます。

【参考】マラソンタイム向上にプロテイン

体の正しい動かし方に気を使うようになった

スポーツにかぎらず、何でも「フォーム」は大切です。効率の悪いフォームで頑張っても、上達するどころか、ドンドン悪い癖がついてしまいます。

これまでは自己流でやってきたのですが、最近はスポーツ整体に通って、姿勢や体の動かし方のチェックを受けています。

効果は上々で、フォームがよくなってきています。出力も増えていて、実際のレースでも結果が出ています。

死生観を感じた

手術をした後は歩くこともできず、本当に走れるようになるのか不安でした。今回はケガで済んだけれども、これからは重い病気にかかる可能性が高まってきます。

45歳を迎えて、人生は折り返しです。残りの人生の時間は有限です。昔ならとっくに平均寿命を過ぎています。フルマラソンのベストタイムにチャレンジできる体力を維持できる期間は、あと数年でしょう。

この歳になってくると、若い頃にやっておけばという後悔がたくさんでてきます。しかし、もう時は戻せません。

若き日々の後悔の成就は二人の子供に託し、自分は今やるべきことを整理して、年老いてから後悔が少なくなるように、今を全力で頑張りたいです。

【参考】

カテゴリー「アキレス腱断裂の治療」記事一覧 手術後から半年後の完治、その後の様子を更新中。

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