甲子園といえば、アルプススタンドのブラバンの応援。
伝統の応援から、最近の流行曲を利用したものまで、さまざまです。
去年の記事「甲子園応援 チャンステーマ」に引き続き、2009年度版をご紹介します。
甲子園には魔曲が存在する
味方がチャンスのときに演奏する曲、それが「チャンステーマ」「チャンテ」です。
チャンステーマの中には、演奏を始めると味方が逆転する「魔曲」があるそうです。応援団はゲンを担ぐため、最大のチャンスのときは、手持ちの最高のチャンテを使うみたいです。
そういった曲は、感じの良い曲ばかりです。選手もノッてくるんでしょうね。
・駒大苫小牧「駒大マーチ」
これは反則でしょう。
この曲は、元々は駒大の応援歌で、香田前監督が音楽の先生にお願いして高校野球応援用に編曲してもらったとか。
http://n-hokkaido.com/diary/2006/060828.html
・早稲田実業 「大進撃・スパークリングマーチ」
あー、この辺も反則ですね。
・常総学院など 「法政大学チャンスパターンメドレー」
常総に限らず、関東の強豪高は結構利用していますね。
ちなみに、六大学の応援歌は、著作権の関係上、本家の大学に許可を貰わないと演奏できないそうです。
・長崎日大「いけいけ・おせおせ」
元祖は長崎清峰とも、大分明豊ともいわれています。長崎清峰は選抜で優勝しましたし、佐賀北も「いけいけダンス」というダンス付きのバージョンで、甲子園全体を味方にして優勝しました。
ブラバン演奏がなくても盛り上がるため、新興の私立校や工業高校など、ブラバンが弱い高校にとっては最高の応援ということで、色々な亜流を生みながら爆発的に流行しています。
応援小僧さんの日々是応援ブログの記事より
・関西学院「サンライズ」
あちこちの高校で演奏されてますね。地元チームだけに、迫力がすごかった。
・常葉菊川「エルクンバンチェロ」
送りバントをまったくしない常葉菊川。強かった!このチームの出現以降、強攻策に文句をいう解説者は居なくなりました。
各高のオリジナル応援曲
応援曲のほとんどは、歌謡曲などを元に作っているため、他校に真似されていきます。
しかし、中には高校独自のオリジナル曲もあります。これらは、著作権の関係もあるため、さすが真似されにくいみたいです。
・浦和学院「浦学サンバ3」
・東京農大二高「二高サンバ」
・習志野高校
・拓大紅稜高校
5:00くらいから 千葉県内では結構演奏されているみたいです。
今年の流行
・アフリカン・シンフォニー
いわゆる「智弁」ってやつです。2009年甲子園出場の2/3くらいの高校が演奏していたんじゃないかな。この曲もいわゆる「口ラッパ(ブラバンなし)」でも応援できるため、人気ありますよね。
でもちょっとさすがに食傷気味かも。
本家本元の智弁和歌山の応援は、迫力ありますね。
・ガンダム「逆襲のシャア」のテーマ
島根の立正大淞南が、「逆襲のシャア」を演奏していると、某掲示板でちょっとした話題になっていました。準々決勝の試合をみたら、ちょこっとだけ演奏してました。もっと演奏してくれ~(ガンダムヲタ)
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