Jリーグでは、鹿島アントラーズが躍進を続けています。
17試合負けなしだそうです。すごいですね。
メチャクチャ強いチームではない
鹿島の試合を見ていても、そんなに強さを感じないです。
ただし、個々の選手がそこそこ上手くて、攻守の切り替えがメチャクチャ速い。
ディフェンスが攻めへの助走になっているようです。シンプルなことを、黙々と続ける感じです。
ほめ殺し
勝ち続ける鹿島を賞賛する声が、次から次へとあがっています。
よく試合を見ていると、鹿島は結構ギリギリのところで勝っていたりします。相手のミスに助けられたり、神がかったキーパーセーブとか。
すごいサッカーをやっているわけではないのに、これだけ褒められると、選手達もやりづらいでしょうね。
鹿島の流儀
鹿島の勝ち方は今に始まったことではなくて、昔から同じようなゲームスタイルをとってきています。
サイドがワイドに開いた、特徴的な4-4-2フォーメーション、ブラジル人の助っ人と優秀なサイドバック…。
鹿島には一貫した「ブレ」ない軸がある気がします。
ヴェルディやマリノス、ジュビロなど、過去に一世を風靡したチームが、低迷しているのに対し、アントラーズは、メンバーが代わっても、常に安定した成績を残しています。
最近購入した書籍、「常勝ファミリー・鹿島の流儀」では、アントラーズを「ビジョナリー・カンパニー」として捕らえ、このチームがどのようにして常勝チームを作り上げていったのかが詳しく紹介されていました。
本人が去ったあともなお鹿島の根底をなすといわれる「ジーコ・スピリット」についてや、毎年優秀な選手を獲得し続けられるフロントの実力などの話は、アントラーズファンだけでなく、他のチームのファンの方が読んでも面白いと思いますし、「ビジョナリー・カンパニー」の典型的な例とし、ビジネスにおいても参考になると思います。
Jリーグも後半戦突入。このままアントラーズが史上初の三連覇をしてしまうのでしょうか?
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