禁煙を開始して丸3年が経った。
禁煙を考えている人には、いつもこう言っている。
「禁煙なんて、するものじゃないよ」
灰皿は今は小銭入れに
お酒とスポーツ三昧
タバコをやめたあと、約半年で体重が7kg増えた。禁煙によって、栄養の吸収率が上がり、食欲が増進したため。
それと、お酒の量が増えてしまった。ビールしか飲まなかったのに、今では日本酒やワインも飲むようになった。タバコ代がすべて酒代に代わった。晩酌は一つの楽しみになっている。
ストレス解消する方法が無くなってしまったため、運動を始めた。
ジョギングをするようになり、先日ハーフマラソンを完走した。
通年で毎週テニススクールに通っている。他にも、夏は登山と水泳、冬はスキーに真剣に取り組んでいる。
集中力が増加
集中力が増した気がする。よく、タバコを吸うと、アイデアがまとまったり、頭がスッキリしたりするといわれるけれど、それはウソだ。
喫煙者は、常にニコチン不足で集中力が低下している。
タバコを吸うと、ニコチン濃度が適正になり、正常な思考ができるようになる。
マイナスがゼロに戻っているだけだ。タバコを吸わない人は常に集中できる。
現在は独立して、ウェブサービスを自前で立ち上げ、運営している。
独立後、集中してプログラミングを学び、大抵のものはコーディングできるようになった。これも禁煙により集中力が上がったことが大きい。
それと「禁煙できた」という事実が、自信につながっていることも見逃せない。
「禁煙なんて、するものじゃないよ」の本心
以上のように、私の生き方は、一転してしまったといっても過言ではない。
しかし、他人には「禁煙なんて、するものじゃないよ」といい続けている。
なぜか?
タバコは本当に美味しい。今でもたまに夢の中でスパスパ吸っている自分がいる。
でもそれ以上に思うことは、
「ライバルが減る」
タバコ一本吸うのに、4分かかる。ひと箱20本を吸うには、80分。つまり1時間20分もタバコに費やしているのだ。一日ひと箱だと、一年間で約20日分。
喫煙者がタバコを吸っている間に、タバコを吸わない人は仕事や趣味に時間をかけられる。年間20日の差はすごく大きいと思う。
それだけではない。
喫煙者は、タバコを吸っていない時間は、集中力が低下し、本来のパフォーマンスで思考できない。タバコを吸っている時間は、正常の思考力に戻るけれど、タバコを吸うことしかできない。
要するに、タバコを吸っていると、本来持っている自分のポテンシャルを、フルに発揮できないのだ。
結局、タバコを吸おうが止めようが、個人の自由。他人がとやかく言うことではない。
禁煙を薦めて、嫌な顔をされるくらいなら、「タバコは美味しい!やめるものではないよ」と言っていたほうが、気持ちいい。実際に本当のことだし。
私はタバコを否定はしないが、お奨めはしない。
そんなスタンスで、今後も禁煙を続けたい。
コメント
ちょっと禁煙してみる
かん吉さんのブログを読んでニコチンパッチを買ってみました。あまり覚悟して禁煙に…
…
禁煙してみようかと検討中。禁煙に対するきっかけと、不安。
わたしは、育児をしているのですが喫煙者です。しかし、このままではあかんなあと思って今年は禁煙しようと思っていたところ、このようなブログの記…
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