NHKプロフェッショナル・仕事の流儀で、宮崎駿さんが「面倒くさいなあ。面倒だ」と口々に言っていました。本人曰く「世の中で大事なことは、大抵は面倒くさい」のだそうです。
宮崎駿さんのような巨匠の方が考えることに比べたら、私の考えなど浅すぎるとは思います。それでも、この言葉は沁み入ります。
新しいチャレンジは面倒
今回の「面倒くさい」は、する必要がないことをやるという意味ではありません。新しいものを考えるという意味です。
世の中で、なにかを成し遂げようとするのであれば、人と同じ道を歩むだけではなく、オリジナルなことを増やしていく必要があると思います。新しいチャレンジには、エネルギーが必要です。つまり「面倒くさいこと」なのです。
周りを見てみると、上手くいっている人は、面倒くさい行程を避けずにしっかりやっているように感じます。
面倒と言いながらの期待感
下絵を書きながら、面倒くさい面倒だといいながら、宮崎駿さんは嬉しそうにもみえました。次の高みへ突き抜けるには、面倒なことが必ず現れることを知っているのでしょう。逆に面倒ごとがなければ、大したものにはならないのかもしれません。
成功の本質を見極めている人は、面倒くさいことをしっかりやり通していると思いました。できていない人は面倒くさがって避けてしまうのです。
- 人付き合いは面倒くさい。でも、本当のチャンスは人からやってくる
- ジョギングは面倒くさい。でも、走り込まなければ、タイムは伸びない
- ブログを書くのは面倒くさい。でも、ブログは更新されていないと読まれることはない
無駄なことを頑張る必要はありません。そして、面倒くせえなあと良いながら、淡々と仕事を進める。
そんなポジションを作っていきたいと思いました。
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