コロナ禍の大暴落で、米国株は全て売却してしまいました。
相場が戻ってくるにつれて、「なんで売ってしまったのだろう」と後悔しましたが、後の祭り。
もみあげ流 米国株投資講座 (日本語) 単行本 – 2020/10/17
そんな中で出会った本です。むさぼるように読みました。
人口増&新ビジネスで今後も成長し続ける米国
米国はしばらくは人口増加が続き、次々と新しいビジネスが生まれる土壌があることから、今後も経済は成長していくと言われています。
日本は2000年以降、GDPが成長していませんが、米国は毎年2%増加しているそうです。
よって、S&P500という日本の日経平均のような、米国のインデックスに投資すれば、分散投資をしつつ、高いリターンを得られる可能性が高いです。
そこで、「つみたてNISA」を利用して、米国のインデックスファンドに積立投資することにしました。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)という銘柄を、月々33,333円ずつ積立ていけば、1年でNISA上限の40万円を積立てられます。
NISA口座の商品を売却して得られる利益には、本来発生する20%の税金が発生しません。
GAFAMは強い
S&P500の内容を覗いてみると、成長を牽引しているのは、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)と呼ばれる、巨大IT企業や成長企業とのことです。
よって、S&P500全体に投資するよりも、個別株やそれらの企業を集めたETFなどを購入したほうが、リターンが増える可能性があります。
そこで、AppleとMicrosoftを買ってみました。Googleはちょっと前に購入してあります。
Facebook、Amazonは今の所様子見です。
本書には、GAFAM企の収益の比較などがわかりやすく紹介されています。Facebookって、思いの外儲けているのにびっくりしました。だから、GAFAMに名を連ねてるのでしょうけど。
今後の世界経済成長の中心はインド
本書では、インド投資にも目を向けています。なぜなら、世界の次の成長を引っ張るのはインドだと予想しているからです。
インドは人口が増えていて、市場規模の成長の余地が大きいのです。GAFAMはインド市場も虎視眈々と狙っています。
インドに直接投資するのは難しいですが、GAFAMを通じて、インドへの投資をしていることにもなるのです。
その他、半導体関連の高成長株や、米国特有のヘルスケア企業、高配当銘柄などの詳しい説明があります。
コロナバブルの中、投資を始めるか?
現在はコロナ禍で、世界的に大規模な金融緩和が行われています。ダブついたお金が、株式市場に流れ込んでいて、一時的にコロナバブルが起きていると言われています。
マーケットは市場の価値を反映するわけではなく、むしろ人々の欲望を反映します。
今のマーケットでいきなり大金をつぎ込むのは怖いですが、どこかで始めないと、今後株価が上昇してしまったら、買うに買えなくなって
まずは積立を利用して、インデックス投信を少額ずつ地道に投資をすれば、良いのではないでしょうか。
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