新たな「気づき」は、理不尽の中にあるという話

ホテルの廊下 / Yuya Tamai

先日の家族旅行で、普通のビジネスホテルに宿泊しました。灼熱のアンパンマンミュージアムからホテルに到着して、クーラーの効いた部屋でようやく一休みできると思ったら、なんと、予約していたツインの部屋のクーラーが故障してしまったそうなのです。なぜ、この最悪なタイミングで！

新たな発見

ちょうどお盆の時期で、どこの業者も休みで修理できず、ホテル側としてもどうしようもないとか。シングル部屋なら二部屋ご用意できるとの話。

乳幼児二人と大人二人で、シングル二部屋だとどうかな？とも思いました。ホテル側が気を使ってくれて、ツイン部屋（冷房故障）とシングル二部屋あわせて3部屋確保の上に、朝食をサービスしてくれるとのことで、泊まることにしました。

ワイン / Tezzca

で、実際に宿泊してみたら、これが思いのほか快適♪寝る時間までは、片方のシングル部屋でみんなで過ごして、その後私ととも吉は隣の部屋で寝ました。

実はこれ、いつも通りなのです。我が家は、普段から私ととも吉は別の部屋で寝て、たけ吉は夜中に授乳があるため、妻と寝ています。

私ととも吉は暑がりなので、エアコンも強めに設定して、快適に過ごしました。昼間の疲れもあってか、とも吉は速攻で熟睡。私はその後、お酒などを飲みながら、久々にテレビ鑑賞。NHKスペシャルを見てしまいました。妻も子供達の視線を気にせず、デザートを平らげたということでした^^

シングル二部屋と聞いたときは、怒りがこみ上げてきて、「泊まらずに静岡に帰ってしまおうか？」とも思いましたが、ホテル側のサービスもあって、「まあ、泊まってみるか」と思いとどまりました。結果的に、夕飯に美味しいうどんを食べれて、夜も快適でした。

今回の件は、これまでの思考の枠組みに縛られていたら、体験できなかったことです。想定外の失敗や、トラブル、理不尽の中に、新たな発見はあるのだと、つくづく考えさせられた一夜でした。