5年ほど前から、夏はプールで泳いでいます。
「ゆっくり長く、1500mを泳ぐ」を目標に、試行錯誤の上、ようやく1500mを泳ぎきれました。時間は40分弱くらいです。
なぜ1500mが目標だったかというと…、トライアスロンのオリンピックディスタンスの距離が1500mだからです。
水、怖いです
以前から知人からトライアスロンを薦められていて、今年の出場を目標にしていましたが、年初に子供が生まれたり、フルマラソン出場への準備もあったという理由で、今年は断念しました。
しかし、実を言うと、今年あきらめた本当の理由は、スイムへの恐怖心でした。
これだけはどうしてもダメでしたね。
子供のころからカナヅチで、最近ようやくそこそこ泳げるようになってきた身分で、いきなり足がつかない海で1500m泳ぐなんて…、私にとっては自殺行為です。
ゆっくり無理せず1500m達成
といっても、「いつかはトライアスロンに」の目標は、来年は達成させたいなと。
とにかくこの夏に、ゆっくりでもよいから、1500mを泳ぎきることを目標にして練習しました。
まずは500m、次は750m、1000mと、だんだん距離を伸ばして、1500mを達成できました。
タイムは30分台後半です。すごく遅いですけど、疲れはあまり感じませんでした。もっと泳げた気がします。
泳ぎきれたことにより、水への恐怖心がすこし取れました。もし途中で疲れても、上手くゆっくり浮いて泳げば、体力を回復できますしね。これなら、足がつかなくても安心です。
これまでに3回1500mを完泳しました。
私なりの「遠泳のコツ」をメモしておきます。
体の重心を前へ前へ
これに尽きます。
足が沈むと、体全体を浮かせるためのエネルギーが必要になり、前に進まなくなります。
・漕いだ手はなるべく早く前へ
漕いで後ろに置いたままだと、重心が足よりに移動して、足腰が沈みます。漕ぎ終わった後の手は速やかに水面に抜いて、リカバリーします。
・前方に伸ばす側の二の腕を前へ伸ばす
けのびの姿勢を保ちます
・ひじから抜く
腕が不必要に後ろに行かなくなり、重心が前に移動しやすくなります。
・頭をちょっと水面に出す
頭の浮力が無くなって、上半身が沈むようになります。息継ぎもしやすくなります。すごく意外でした。(参考:フローティング キレイに泳げるスマートスイミング)
体の力を抜く
「体の力を抜いて楽にすると、フルマラソンを走りきれる」という、マラソンから得た自己ノウハウを、水泳にも応用してみました。
なるべく体の力を抜いて、楽に泳ぐようにします。あまり力を抜きすぎると、フォームが崩れるため、ほどほどの加減で。
腹筋や二の腕などポイントを決めて、ちょっと力を入れてフォームが崩れないようにします。無意識のうちに力が入るようになれば、完璧です。
手・腕の掻き
ひじを曲げるようにして、体の横の近くを掻くようにします。腕全体を利用して水を押すことができます。
体の下を掻くと、腕の抜きがスムーズに行きません。体の脇をまっすぐ掻きます。
S字掻きとかは、次のレベルで。
ペース
長い距離を泳いでいると、途中でフォームやペース、呼吸がすべてが固定されて、楽になるタイミングがあります。これを、「スイミング・ハイ」って言うんでしょうかね。ジョギングでも、同じような感覚があります。
このペースを、安定的に作り上げることができれば、もっと自信がつくと思います。
コメント
はじめまして。1500m検索から来ました。
40分弱はいいほうだとおもいます。
わたしも45分くらい掛かります。
おたがいがんばりましょう。
>trueblue66さん
>40分弱はいいほうだとおもいます
ありがとうございます。でも、もうちょっと泳ぎを効率化して、35分以内で泳げるようにしたいです。
泳ぐほど心も体もスマートに