ちょうど10年前の2003年のゴールデンウィークに、私はとある一つのサイトを立ち上げて、ビジネスを開始しました。
ただサイトを作って、記事を書いて、広告を貼ってただけなんですけどね。まさかあの頃は、それで10年後に法人化して飯を食えてるとは想像できなかったです。
本質はただ一つ
ホームページビルダーからMovabletype、WordPress、ツイッターやフェイスブックへと、使う道具は変わってきたけど、やっていることは10年前も今も変わりません。
「自分の興味のあることを、自分の言葉で、読者のために書き続ける」
ことです。
日々の何気ない気づきから、面白さを引き出せる力を磨いていきたいです。
ほったらかしは滅亡する
ビジネスもスポーツも、世の中は何でも「動く歩道を逆に歩く」ようなものだと思っています。なぜなら、ルールは日々変わり、周りも頑張っているからです。常に進歩し続けないと、あっという間に時代に取り残されてしまいます。
アフィリエイト広告を利用すれば「ほったらかし」できると言われた時期がありましたが、そんなことはありません。
栄枯盛衰という言葉のとおり、常に新しいものを生み続けることができなければ、何でも必ず衰退します。サイトを作り続ける、記事を書き続けないと、現状維持も難しいでしょう。
続けるならブログ
最近注力しているのがブログ。「わかったブログ」です。
ちょっと前までは、ネット集客はSEOに頼るしかありませんでした。一つのブログを更新するよりも、テーマ毎にサイトをわけて更新したほうが、SEO的に効率が良かったからです。
しかし、最近はソーシャルメディアの台頭で、バズれば一記事でも多くの被リンクを獲得できるようになりました。ブログを分散させるよりも、一つのブログに集中して更新した方が効率が良いです。ライバルサイトを一記事でぶち抜くことができます。つまり「一記事で勝負できる」時代になってきたのです。
リアルでは、大型スーパーマーケットより、専門店。そして今は個人の口コミが、人々の購買に大きな影響を与えています。ネットビジネスも同じで、個人のブログからの情報発信の影響力が大きくなっています。
コンテンツを提供する体裁は変われど「自分の興味のあることを、自分の言葉で書き続ける」ことにブレが無ければ、時代が変化しても、生き残っていけると考えています。
これから10年どう食うか?
この10年のネット上の大きな変化は、検索エンジンの高性能化と、ソーシャルメディアの台頭でした。
おそらく今後10年の間にも、大きな変化がいくつか来ると思います。何でも新しいものに飛びつく必要はないと思いますが、「これは来る!」と感じたものは積極的に取り入れていくべきでしょう。
この先のネットについては、私もよくわかりません。これまで10年の流れを見ていると、「よりリアルに近づく」ことが、トレンドのように感じています。
小手先のテクニックを追い求めても、長続きはしません。引き寄せの法則にもあるように、自分と似た者同士しか集まってきません。
「どうやるか」「何をするか」ではなく、まず「自分がどうあるべきか」を考え続けることで、次の10年の道しるべがみえてくるはずです。
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