ビジネスの成功の法則はシンプルです。要するに「やれ!」ということです。
名を変え品を変えた成功法則を多く学ぶよりも、世の中の起業の事例を読んで、自分の知識や経験を掛けあわせて、「ピン!」と来るものがあればしめたものです。
「何をするか」を見つけて、ベストを尽くす。それしか道はないのです。
アイデアは無限にある
こういう本を読むと、色々なことがやり尽くされてしまって、新しいビジネスは生まれないような気になってきます。しかし、同じような思いは、10年前にもしていたはずです。
社会が変われば、新しい価値観や環境が生まれます。その都度、新しいビジネスは生まれています。
問題意識、危機感、疑問、トラブルといったことの裏に、チャンスは眠っています。
半歩前にでる
いつも同じことばかりしていても、チャンスに出会う確率は低くなってしまいます。
違うルートで歩いてみる。街へ出てみる。人と会う。
誘われて迷ったら、とりあえず「いいよ」と顔を出してみる。
同じ場所に突っ立っていても、チャンスはやってきません。魚のいないポイントにいくら糸を垂れても絶対に釣れません。
ちょっとでも前に動いて、リーチを広げていくべきです。
ベストを尽くす
どうすれば儲かるかと、お金のことを考えると、選択肢が狭くなってしまいます。
まずは「ベストは何か?」ということです。
アイデアさえ良ければ、出資してくれるチャンスが増えますし、ずっと赤字でも結果的に何百億円で買収されるビジネスも存在します。
自分が信じる最善の道を選択して、ベストを尽くす。受け入れられるかどうかは、世の中が決めること。
本書に登場する人々は、皆ベストを尽くしてきています。
ベストを尽くしても、上手くいかないことの方が多いでしょう。しかし、ベストを尽くさない限り成功は見えてこないと感じました。
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本書には16もの起業・スタートアップのインタビュー記事が掲載されています。どれか一つは、自分のやりたいこと、目指していることに近いお手本になるはずです。
起業をしたいと考えている人は、一度手にとってみることをお勧めします。
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