コンビニで見かけて、思わず手にとって買ってしまいました。
簡単に貯金が増える! 儲かる「お仕事」100 (別冊宝島) (別冊宝島 1745 スタディー)
こんな「エグい」商売があるのか!という商品がたくさん紹介されていました。私が特に気になった商売をいくつかご紹介します。
介護食宅配サービス
介護食宅配サービスは、過疎地には宅配してもらえず、見捨てられている状態なのだそうです。そういった限界集落を回って、食事を宅配するサービスで月に600食、30人への宅配で、30万円ほどの収益があがるビジネスです。
種を明かせば、宅配している食事は、楽天などで箱買いしたレトルト介護食品をそのまま渡すだけで、一食の原価200円のものを宅配料コミで850円で販売。ガソリン代の経費を引いても500円ほどの利益が出るそうです。自分たちで調理しないので、食品衛生関連の許可も必要ありません。
なにより、孤独な老人にとって、食事の内容よりも、毎日同じ人が訪ねてきてくれることに利用価値を見出してくれているのだとか。突然の病気で身動きが取れなくなっても、一日一回来てくれるだけで、安心ですよね。
同じようなビジネスで、「過疎地への雑貨訪問販売」も紹介されていました。なんと、100均で買った雑貨に利益を乗せて売りまわるのです。かなりボロいですね。
カウチサーフィン受け入れ
外国からやってくる長期バックパッカーに、寝床として自宅のカウチ(ソファー)を提供するサービス。基本無料が原則ですが、食事代という名目で2,000円。シーツ代500円を取れば、かなりの売り上げになるそうです。
英語圏の人と触れ合うことで、英会話の練習にもなります。もし、空き部屋があって、立地がよければ、やってみる価値はあると思いました。同じようなビジネスで、古い日本風家屋を借りて行う「バックパッカー向けゲストハウス開業」も紹介されていました。
ボロアパート女子寮
東京23区内で1Kで3万円くらいで借りられるボロアパートを一括借り上げして、水周りを綺麗に磨き上げて、テレビカメラ付ドアフォンや電子ロックなどのセキュリティ強化をして、女子専用に貸し出す。
付加価値をつけることによって、家賃を多少高く設定することができるそうです。女性とはいっても、経済的な理由で「安いほど良い」という人は、一定数は存在するはずです。
一般のアパート経営でも、低所得者層向けの低家賃アパート経営は、ある意味安定している手法といわれています。低所得者層の人は、どの地域でも一定数居るので、工場や学校の移動、閉鎖といった人口増減リスクと無縁だからです。
5pcs ceramic goblet 01 / chawan-ya.com
100円ショップ商品の海外転売
100均で買った商品をセットにして、外国のイーベイなどの海外オークションに出品するビジネスです。単価を上げるために、例えば、急須と湯のみとお盆をセットにして出品すると、5,000円で売れることがあり、出品を続けることで年間100万円の利益を得ている人がいるそうです。
外国人には、和物の雑貨は見慣れていないので、高級品か廉価品か見分けられません。100円ショップで売っている商品だとは思われないそうです。100均の商品の中には、生産過剰品や倒産処分品を買い叩いたものがあるので、探せばよいものが見つかりそうです。
世の中100円以下で商品を探そうと思うと、普通の問屋を回ってもなかなか見つからないのです。100均を問屋代わりに利用するアイデアは、他にも利用できると思いました。
便利屋
最近、「便利屋」という商売が気になっています。頼まれたことを何でもやる仕事です。ゴミ捨て代行や、草むしり、犬の散歩など・・・。(本書には載っていません)
我が家は最近引越しをしました。引越し日が休日で、ゴミが発生したのですが、清掃センターが休日にゴミを受けれいれてくれなくて、困ってしまいました。結局、近所の便利屋さんにお願いして、ゴミ6袋を2000円で引き取ってもらいました。
便利屋さんがやることは、週明けのゴミの日に、捨てに行くだけです。世の中のニーズも分かるし、面白い商売だなと思いました。
他にも面白いビジネスがたくさん紹介されています!新しいビジネスを起こしてみたい人は、本書を読んで、頭の発想を転換してみるのもよいと思います。
コメント