このところ、節分の時期になると、どこのスーパー、コンビニでも「恵方巻き」のキャンペーンが始まりますね。ネット上の記事を読んでいたら、恵方巻きのとんでもないルーツ(由来)を知ってしまい、びっくりしました。
旦那さまの○○○
この行為は、関西方面の風習で、御利益がある、とてもありがたい習慣かと思っていたら実は、歴史は浅くて、大阪のお寿司屋さん(海苔屋)が始めたそうなんです。それはなんと、花柳界の芸者や遊女の節分に「だんなさまのあれ」に見立てた新香巻きを食べた習慣からヒントを得て、その形の海苔巻きを作り、恵方に向いて食べると幸運が来るとPRをしたのが始まりらしいのです。
via: ご利益なし?!知ったら怖い!企業が隠したい「恵方巻きのルーツ(由来)」(現在は記事が消失)
先日、情報番組「スッキリ!!」で紹介されていたそうです。太巻きを旦那さまの○○○に見立てて丸かじりするとか。いやはや…。
とはいっても大本の起源は上方の商家の風習(諸説あり)で、それを芸者さんがアレンジしてイベント化したものを、おすし屋さんがたまたま聞いて、恵方巻きの販売を始めたということです。
でも、この話が本当であれば、恵方巻きの直接の由来は、確かに「旦那様の○○○」ということになりますね。
ウィキペディアでも、恵方巻きの起源・発祥については、かなり論争になっているようです。ノート:恵方巻き
でもこれ、もとは確か上方の商家の風習。「丸かぶり」といった言い方で、確かに「恵方」 に向って商売繁盛、家内安全を願うものではありましたが、でも、そこから派生していわゆる
“粋筋”のイベントにもなっていった経緯もあったような。きれいどころの芸者衆があの太巻き
を一本丸のまま、眼を白黒させながらほおばる姿が… といった、まあその、上方の旦那
(だんな)衆のなぐさみになっていた、という次第。だもんで、そんなにおおっぴらに、それも
ごくふつうの一般家庭の日常に入り込ませちまっていいのかなあ、と思わぬでもない。
via: 【論説】きれいどころの芸者衆があの太巻きをほおばる姿が…の「恵方巻」、一般家庭に入り込ませちまっていいのかなあ…大月隆寛氏
この記事をアップした時点で、大本の記事が消去されていました。引用の引用になってしまいました。企業や業界からの圧力のようなものを感じずにはいられません(あくまで個人的な推測で根拠はありません)。
確かにこの話を聞いた人の何割かは、食べるのを躊躇しそうですよね。繰り返しますが、大もとの起源は上方の商家の風習だそうですので、心配せずに食べてくださいね(笑)
コメント
まぁ、細かいことを言ってしまえば、殆ど全てのイベントは、何かしらの思惑ありな戦略や宣伝効果によるもので、昔から伝わるものはかなり変形して元祖から離れたものや、途中でおかしくなったり、本当は元祖が変だったり(笑)
様々だと思います。
大事なのは『幸福や平和等、「人々の祈る気持ち」が集まる日』だということかと思います。
元祖の原型のままでは現代では不都合なイベントもありますから、時代の流れにより変化するのも有りだと思いますし。
バレンタインも元祖辺りの時代は、宗教団体による濃厚な政治的思惑によるすり替えによって出来上がり、宗教団体の中で複数の諸説が生まれ(宗教団体に都合の良いよう仕上げるために)、バレンタインが本当に実在したかも怪しい程に、話を造られました。その諸説の中には、生け贄説までありますからねぇ(^-^;)
バレンタインが海外から日本に入った頃には、菓子会社の思惑(チョコの売上UP)と宣伝により、『女が男に告白+チョコを渡す』…に変わって、強引にチョコを定着させてます。(欧米では、男が女へ花束やアクセサリー等のプレゼントを贈る事が多い)。
ハロウィンなんぞは、欧米に伝わったものが既に、オリジナルハロウィンとだいぶ違うものに改変されてます。オリジナルハロウィンは本来は豊穣祭り+魔除けであり、欧米のように、子ども達がお化けに扮装して「御菓子かイタズラか?」と恐喝紛いな事はしません(苦笑)
日本では、ハロウィンはただの仮装祭り(そしてやっぱり、製菓会社の思惑と宣伝により広まってきてる)。
バレンタインに至っては、元祖が乗っ取り・すり替えという不純な動機で塗り固められたもので、後世の製菓会社によって日本では乙女チックイベントに(笑)
信じられんが、この記事で100%無条件に信じてる人が多すぎw。おまえらそんなんで良いのって心配になっちゃうね。記事にも諸説ある中の一つと書いてある。ドラえもん本当の最終回ののび太植物人間説等の都市伝説程度で聞き流さないと。