「ウチのブログは『●●● △△△』のキーワードで1位だよ」と、知人に話したところ、「ウチのパソコンでは、お前のサイトはどこにも見当たらない」と言われました。
おや?
調べてみたところ、Googleの「パーソナライズド検索機能」が原因でした。
●パーソナライズド検索
私のネット生活は、Googleに完全に依存しています。GmailとGoogleカレンダー、Googleブックマークを常時利用するため、グーグルツールバーが常駐し、常にログイン状態になっています。
Googleは私のネット閲覧履歴を保存・分析して、よく閲覧するサイトの検索順位を上げるように、検索結果を操作するのです。
いわゆる、行動ターゲティングってやつですね。
自分が運営しているブログは、閲覧することが多いため、検索順位が高めになってしまうのです。
利用する人によって、検索順位が最適化されている…。便利な反面、常に監視されている様で、怖い気がしますね。
パーソナライズド機能を無効にする方法
一番簡単なのは、Googleアカウントからログオフする方法です。と、言いたいところですが、話は簡単には終わらないのです。
実は、Googleはアカウントを持っていないユーザーの行動も監視しています。
今回の機能拡張は、ブラウザの匿名クッキーをもとに、過去180日間の検索履歴を参照して検索結果をカスタマイズする。これにより、Googleアカウントを利用していないユーザにも、過去の検索行動にあわせたパーソナライズされた検索結果が検索が提供されるようになる。
via: http://www.sem-r.com/google09/20091205110326.html
Cookie(PC側に識別データーを保存する機能)を利用して、Googleの検索履歴を識別しているのです。Cookieを切れば良いのでは?という話もありますが、Cookieはやっぱり便利ですし、捨てがたいです。
そこで、「Googleパーソナライズド検索を無効にする3つの方法」で、確実に機能を無効にする方法を見つけました。
検索結果のURLの末尾に「&pws=0」を追加すれば良いそうです。さらに簡単に作業するために、以下の様なブックマークレットを追加します。
↑上のリンクを右クリックして、Firefoxなら「このリンクをブックマーク⇒ブックマークツールバー」、IEなら「お気に入りに追加⇒お気に入りバー」に保存すると、ブラウザー上部のバーに表示されて、いつでもワンクリックで、「&pws=0」を追加できるようになります。
SEOが変わる?
検索順位が高い上に便利で魅力のあるサイトは、利用頻度が高くなるため、検索順位がますます高位に安定することになります。
利用頻度が低いサイトは、最初は順位が高くても、行動データーによるカスタマイズで、順位がどんどん下がってしまいます。
結局、サイトの質や魅力を上げていくことが、最も効果的なSEOになるということなのでしょう。
勉強になりました。
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