「続ける」ということは本当に難しい。人の毎日の生活はかなり最適化されていて、そう簡単は変えられません。
ずっと同じ生活を続けているだけでは、つまらないです。少しずつ新しいものを取り入れて、人生より良い方向に進めたいですよね。
私はこの5年間で「ブログ」と「ジョギング」の習慣を身につけました。新しく始めて続けられていることには、驚くほど同じ共通点があることに気がつきました。ポイントをご紹介します。
ペースを守る
お笑い界切っての秀才、京大出身のロザンの宇治原さんの勉強法は「毎日決めたページ数を勉強する」だと、番組で述べていました。参考書のページ数を目標日数で割り算して、一日当たり勉強するページ数を算出したら、絶対にそのページ数を守ることが大事だそうです。
調子に乗って、決めたページ数以上を勉強してしまうと、次の日に「昨日たくさん頑張ったから今日はやらなくていいかな」と休んでしまい、結局続かなくなるのだそうです。自分の経験を顧みても、すごく共感できます。
私はこの2年半、土曜祝日以外は、ブログを毎日更新をしてきました。2記事以上書いてしまったときは、1日一記事だけポストして、残りは次の日に回します。以前は書いたその日に全部ポストしていて、次の日は「昨日は頑張ったからしばらくポストしなくてもいいな」と安心してしまい、なかなか続きませんでした。
もちろん、ニュース性の高い記事は鮮度が重要なので、その日のうちにポストしたほうが良いでしょう。当ブログはニュース記事が少ないので、記事をストックできるのです。
ジョギングでは「トレース」を強く意識しています。事前に計画したラップを忠実に守りながらレースを走る方法です。フルマラソンでは35kmの壁といって、前半ペースを上げすぎると、後半失速してしまいます。失速してしまうと、それまでの苦労がすべて水の泡となってしまいます。
調子に乗らずに、ペースを守り、坦々とラップを刻んで行くことが、マラソンの必勝法。
勉強法とブログ、ジョギングに意外な共通点がありました。
なにかを止める
我々が使える時間は一日24時間と決まっています。新しいことを始めようと思ったら、何かを止めないといけません。
毎日ブログを1時間更新するためには、例えば睡眠時間を1時間削る必要があるのです。でなければ、物理的に不可能です。
私の場合はタバコを止めて、ジョギングを始めました。ブログを毎日更新するために、テレビを観るのを止めました。どうしても観たい番組は録画して、昼飯を食べながら観ています。
適度に休みを入れる
ブログは土曜と祝日以外は毎日更新を続けています。逆になぜ土曜祝日はお休みしているかというと、家族との時間を確保するため。頭を休めるため。そして、楽しく遊ぶことで記事のネタが増えるからです。
ジョギングでは強いトレーニングの次の日に積極的に休息をとることによって、超回復といって筋力が増強します。休息が成長を促すのです。
バネをずっと引っ張り続けると、いつかは伸びて使いものにならなくなってしまいます。適度な休息は、脳内を整理し、筋肉をリフレッシュさせて、ベストな状態にしてくれるのです。
何事も長く続けるには、休息は有効です。
無理なく続く量を調整する
長く続けるには、ちょっと物足りない程度にして「明日も気持ち良くできるかな」と感じられるくらいが良いと思います。前述したように私はブログは一日一記事ポストで、土曜祝日休みを徹底しています。
ジョギングは毎日5kmが基本です。30分程度で終わります。10kmだと一時間くらいかかり、時間的にも体力的にもキツいです。無理無く続けるには5kmが一番よいと感じてます。
メリハリをつける
ずっと同じことを繰り返すだけでは、進歩がなくて、いずれ飽きてしまいます。メリハリをつけて刺激を入れていきましょう。
ブログであれば、バズを狙いの記事を書く事もあれば、自分の趣味に関するニッチな記事、日々のちょっとした気づきを紹介するライトな記事と、記事の重さを意図的に変えています。
ジョギングも年に数回レースにエントリーしています。レース前は必然的にスピード練習になるため、メリハリがつきます。レースが無い時期は、ゆっくり楽しみながら走っています。
特に夏は暑くてトレーニング効果が低いので、水泳やトレイルランなども取り入れています。
ご褒美は必要
私は続ける以上は「ご褒美」が欲しいです。数字などでしっかり可視化できるものが良いです。
ブログであれば、単純にPV数が増えたり、たくさんいいねが付くと嬉しいです。ジョギングは自己ベストタイムが出たり、体重が減ったりするとモチベーションが上がります。
そして「続けないともったいない」と思えるくらいまで、ご褒美が魅力的なレベルに達するまで頑張るのです。体重が10kg減って、周りの反応が激変すれば、もう元の体重には戻り無くないと思うでしょう。
続けるためには、続けるしかないのです。
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