2011年は約110冊の書籍を、当ブログで紹介させていただきました。どの本も素晴らしい内容でした。
今年一年を振り返ってみて、個人的に特に印象が強かった11冊の本をピックアップしてみましたので、ご紹介します。
11位 「うつ」とよりそう仕事術
うつを患っている著者による「ストレスを極力溜めない仕事術」がまとめられています。うつでない方にとっても理想的な仕事の進め方となっています。「うつ」という切り口から自分の仕事のやり方を見直せる良本です。
職場へ向かうすべての人へ送る、仕事がデキて「うつ病」にならない10のリスト
10位 「その他大勢」から一瞬で抜け出す技術
人は見た目で判断されることが多いという、目を背けたくなるような事実を突きつけてくれた本です。身だしなみや話し方といった外見を、もっと意識していこうと思いました。自分のためではなく、相手が自分との時間を気持ちよく過ごしてもらうためです。社会人としてのマナーです。
9位 IDEA HACKS!2.0
能力は自分のためではなく、他人のため、場のために使うことで、初めて自分に信用が蓄積されるという話に、頭をガツンと殴られた思いがしました。私がコレまでやってきたことは、セルフブランディングではなく、自己PRに過ぎなかったのではないかと。自分のミッションに立ち返って、私の周りの人たちを応援していく活動をライフワークとして行っていきたいです。
8位 クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する
クラウド関連の本では、今年最もしっくり来た一冊です。私がなぜこの秋に、急に吸い寄せられるようにiPhoneを購入した理由が書いてありました。クラウドサービスがスマホ対応がデフォルト化して、お互いによきパートナーとなって、一気に便利になったからです。
アイデアは仕事場ではなく、旅行先などで思いつくことが多いです。ワークファイルをすべてクラウド上に置くことで、アイデアを錬ったり、仕事が始めることを、いつでもどこでもできるようになりました。
7位 世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと
営業とは、商品を売るのでなくて、「自分」を売り込む仕事であるという本書の主旨は、私にとってエポックメイキングな内容でした。当ブログにも大きな影響を与えた一冊です。ブログも記事を読ませることが目的ではありません。記事の内容を通して、自分を売り込むことが大切なのです。
世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと
6位 明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法
「共感」こそが、情報が口コミされていくパワーになるという主張にすごく納得しました。今年読んだソーシャルメディアの本では、一番しっくりきた内容です。大声で「俺はすごい!」とまくし立てるのではなくて、じっくり時間をかけて誠実な活動を続けて、周りから愛される存在になることを目指したいです。
5位 秋元康の仕事学
とんねるずやおニャン子クラブ、AKB48のプロデュースを手がけてきた秋元康さんの著書。面白い企画は日常の中にあるという話にすごく共感しました。先日のアメトークの「不動前芸人」は、不動前という地域を知らなくても、爆笑できました。日々の生活で目に入ったものから、いかに面白いことをひねり出せるかを意識していきたいです。
4位 ツイッターノミクス TwitterNomics
これからの時代は、信用がすべてです。信用のないお店や人からは、タダでも買いたくないのです。本書では信用を「ウッフィー」という仮想貨幣で表現しています。自分のすべての行動をウッフィーを増やすことにつなげたいです。
3位 誰も教えてくれない人を動かす文章術
対象物を説明するのではなくて、対象をダシにして自分を語る文章の方が、圧倒的に面白い文章になるということに、気づかされました。商品のスペックとか利用方法とかは、メーカーの公式HPへリンクを貼っておけば良くて、自分の感情や、考え方、生活の変化を書かないことには、あなたの文章を読む理由がありません。
2位 影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
ブログに書いたことが、本当に実現してしまうことが多いです。何でかなと思っていたところ、本書に出会いました。ブログに目標を書いてしまうことによって、「書いてしまった以上は約束を守る」という、心理学でいう「コミットメントと一貫性と呼ばれる心理が働いていることを知りました。
他にも人を動かす心理学について、多くの事例と共に紹介されています。純粋に心理学の本としても面白いです。特に、営業やマーケティングに関係する仕事に就いている方にお勧めします。
1位 自分の小さな「箱」から脱出する方法
今年のNo.1とさせていただきました。ネガティブコメントに悩んでいたときに出会いました。本書を読んだことで、真の「スルー力」を身につけることができました。
人間関係え悩んでいる方にもお勧めです。あなたのその怒りの感情は、実は痛いところを突かれていることを自己正当化するための感情かもしれません。他人を変えることはできません。変えられるのは「自分」だけなのです。
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