仕事部屋が片付いていると、仕事の効率が圧倒的に上がります。
先日引っ越してから、仕事部屋だけはキレイにしておこうと決意しました。今のところ踏ん張れています。
できる人は片付け上手
片付けの基本動作は「出す⇒分ける⇒減らす⇒しまう」ですが、仕事もそう。やってくる案件に対して、優先順位を決め、何をどうするか判断し、減らしていきます。
できる人に片付け上手が多いのは、そのためです。片付ける能力がある人には、優先順位をすばやく判断し、ものごとを決断し、処理していく能力が備わっています。
だから仕事もうまく行き、成功する、というわけです。
片付けを先送りにしてしまうと、どんどん散らかってしまいます。即断できる人は、その場で処理して、常に片付いている状態を維持できます。
散らかっている状態だと、どこに何があるのかがわからなくなってしまいます。書類一枚捜すのに、半日かかった経験を持つ人は多いはずです。日頃から片付いていれば、時間の無駄がなくなります。
モノの場所が決まっていれば、どこに何があるか忘れることができます。余計なことに気を取られることがないので、本当にやりたいことに集中することができて、脳のパフォーマンスが向上します。
Rebound / o5com
習慣化する
一気に片付けると、とても「リバウンド」を起こしやすくなります。一気に片付けると、散らかるときも一気に散らかります。人生にも波が出ます。片付けられた環境を維持できるようにしましょう。
片付けを一度にやりきるには、パワーが必要です。なぜなら、片付けは基本的に面白くない作業だからです。好きではないことをすると、パフォーマンスが落ちてしまいます。毎日1分でもいいので、集中力が続く短時間で、ちょっとづつ片付けをするほうが、効率的です。
我が家の仕事部屋は、毎週月曜日の朝に掃除をすると決めています。雑巾で机の上を拭いて、床はウェットタイプのクイックルワイパーをかけて、仕上げに掃除機をかけます。作業時間は大体10分くらいです。気持ち良いですよ。
clear heels / istolethetv
ゆとりを持たせる
未来の空間には新しいモノがどんどん入ってきます。引き出しにも、収納ケースにも「未来を入れる場所」をつくって、空気をつねに入れ替えるようにしましょう。
片付けをしても、本棚や引き出しにパンパンに詰め込んではいけません。新しいモノが増えたときに、すぐに床や棚の上にモノが溢れてしまって、すぐに散らかってしまいます。片付けるときは、スペースにゆとりができるまでモノを減らしましょう。
「いつか」は絶対に来ない
「いつか使える」と思った瞬間に、それは、一生使うことはありません。「いつか」は永遠に来ないのです。
モノを取っておくのは、「まだ使えるし、きっといつか使うだろう」と思うからです。しかし、過去1年使わなかったものは、今後も使うことはほとんどないでしょう。
モノを溜め込むと、その分広い家に住むことで、高い家賃を払う必要があります。どうせお金を払うのであれば、必要なときに購入して、常に最新のモノを利用したほうが効率的です。
That Box Thing / Breibeest
保留箱を用意する
この「保留箱」をつくるにあたって、前提条件を決める必要があります。前提条件とは、「いつまでにもう一度見るか」という期限を決め、紙に書いて貼っておくことです。この期限を設けないで保留箱を作ると、保留箱自体が新たなものの置き場所になってしまい、捨てるどころか、モノが貯まる一方になっていまいます
片付けをしていると、捨てきれないものが出てきます。そんなときは、保留箱を用意して、迷うものは放り込めるようにしておきます。物置や納戸、クローゼットなどを保留用スペースにしても良いでしょう。すべてを完璧に片付けるのは無理な話です。「闇のスペース」を作っておくことは必要だと思います。
とはいっても、ほったらかしにしておくと、すぐに満杯になってしまうので、保留用スペースはなるべく小さくして、大掃除などのタイミングで定期的に見直す習慣をつけておくことは大切です。
この本を読んで、我が家の「闇のスペース」を久しぶりに片付けました。2月の引越し以来、最後の最後まで残ってしまった「保留箱」です。USB、LANケーブルなどがひっちゃかめっちゃかになっていて、目を逸らしていました。これを片付けるために、本書を読んだようなものです。
スキャナ有効活用法
引越し準備の忙しいさなかにふと思い立って購入したのが、両面スキャナーFUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300です。整理をしている中で「これは必要かどうか迷う。けど、紙で持っている必要はない」という書類は、何も考えずにどんどんスキャンして、書類を捨てることができました。
最近は技術が発達していて、片付けも楽になってきています。特に「スキャナの活用」はお勧めです。我が家では、書類やDM、名刺、チラシなど、書いてある情報はとっておきたいけれど、紙で取っておく必要がないものは、両面スキャナで取り込んで、捨ててしまっています。データはPCのHDDと、ネット上の「エバーノート」に自動的に保存されます。
エバーノートに保存された書類は高性能のOCRによって、後からテキスト検索ができます。とにかく放り込んでおけば、後から検索で見つけることができます。ネットとPCで二重に保存されるので、バックアップも完璧です。
電子化が完了した後の気分は、とにかく「気持ち良いー!!」です。物が少ない生活って、素晴らしいですね。
書籍も「自炊」してしまいました。私はスキャン代行業者さんにお願いしました。書籍はあっという間に増えてしまう、スペース食いです。現在はiPadなどの電子書籍を読むためのツールの性能が良くなっているので、電子化して読んでもそんなに違和感はありません。
精神論だけでなくて、スキャナなどの便利なツールを積極的に活用して、いかに片付けを楽に済ませるかを工夫することも楽しみの一つとして取り組めれば、前向きに続けられるでしょう。
コメント
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6月22日付のわかったブログ「たった1分で人生が変わる片付けの習慣」を読んで、表題の本を私も読んでみた。「1分で人生が変わる」なんて、ズボラな私にはか…
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