ペンギン2.0が発動されました。私が運営しているメインのブログ・サイトでは影響はほとんど見られず、ほっとしているところです。もうこんな生活イヤ^^ Googleのアルゴリズムに依存しないビジネスを構築したいです。
しかし、ネットビジネスの集客は検索エンジンの影響が大きく、頼らざるをえません。無視したくても無視できない。
ペンギン2.0時代のSEOに思いを馳せてみます。
自作自演は罪深き行動
ペンギン・アルゴリズムの目的は、質の悪いリンクの無効化だと聞いています。無料ブログを利用したサテライトブログ、無関係なサイト同士のリンク交換(相互リンク)といった人工リンクは、今後は駆逐されるでしょう。
Googleはどうやって人工リンクを見抜いているのでしょう?過去の膨大なデータ解析から、人工リンクの特徴や傾向を掴んでいるのだと思います。例えば「リンクの増える速度」などです。
行き過ぎた自作自演には、Googleは鉄槌を与えるということです。スパムを判断する基準は「検索エンジンがこの世に存在しなくても、その施策を実行するか」です。リンクをする前に考えてみて下さい。
多くのナチュラルリンクを得る方法
リンクスパムを激しく排除するGoogleの姿勢からみても、Googleの検索ランキングアルゴリズムが、リンクグラフが基本であることは明らかです。ナチュラルリンクを継続的に得られるサイトは、ランキング上位表示されやすいでしょう。
ブログ・サイトを運営している方なら実感していると思います。他サイトからリンクを貰えることって、ほとんど無いのです。
しかし、最近はナチュラルリンクを貰いやすい環境が整いつつあります。ソーシャルメディアです。
ツイッターは外部リンクにrel=”nofollow”が付いているため、直接は被リンクとしてカウントされませんが、ツイログやTogetterからはリンクとなります。バズればニュースサイトで取り上げてくれることもあります。
SEOはリピーター対策へ
サイトやブログに読者(リピーター)が多くついて、一定数の人がソーシャルメディアを通じて拡散してくれるような状況になれば、リンクは集まります。リピーターは、SEOの重要な要素であるリンクを集めてくれるのです。
検索エンジンからの流入が増えて、検索エンジン経由でやってきたお客さんが、ソーシャルメディアを通じて拡散してくれることもあります。ある一定のしきい値を越えれば、ソーシャルと検索エンジン両方の集客がトルネードして、リンクが増えていきます。
つまりSEOも、サテライトブログ等をセコセコ作ってリンクを自作自演する方法から、リアルビジネスと同じく「リピーターを増やしていく」という商売の鉄則に近づいてきています。
これまでのSEOは小手先のテクニックが目立って、違和感を感じていたのですが、これからはアプローチがより本質的になり、現実世界とネットで別々の対応をすることなく、整合性の取れた共通の価値判断の元で、マーケティング活動ができるようになりました。
謙虚・誠実なサービスでお客さんの信頼を得ることが、結果的にSEOにつながるのです。
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