2013/1/12に富士スピードウェイで行われた、スーパーママチャリグランプリに出場してきました。
正式名称は、
スーパーママチャリグランプリ – ママチャリグランプリ2012最終戦チーム対応7時間耐久ママチャリ世界選手権 (第6回 ママチャリ日本グランプリ)
です。なにやら大げさな感じですが、超楽しかったです。
真のチャリンコ王決定戦!
ママチャリグランプリは、F1も走っていた富士スピードウェイの本コースで実施される、本格的な自転車耐久レースです。1,250の参加チームで、一周4.563kmの富士スピードウェイを7時間耐久で何周できるかを競います。
ママチャリのレギュレーションはシンプルかつ厳格です。自転車への改造は絶対に不可。サドルは83cm以下。ハンドルは95cm以下。エントリー時に車検があります。完全にママチャリでないといけません^^
本格的な自転車レースだと、軽い素材を使った高価なバイクを購入することで、ある程度のタイムは買えると言われています。しかし、ママチャリGPではそうは行きません。みんな普通のママチャリです。つまりこれは、真のチャリンコ王決定戦!
富士スピードウェイをママチャリで疾走
ママチャリグランプリでは、F1も走っていた富士スピードウェイのコースをそのまま利用します。
富士スピードウェイは最大高低差が35mで10-12階建てマンションに相当します。8割が下りで、ラスト2割が急坂というハードなコース。1/3くらいの人は坂道を登り切れず、自転車を降りてひいて登るくらいのキツさです。
よって、2周もすれば脚がガクガクになり、ドライバーを交代することになります。ドライバーの交代はF1さながらのピットゾーンで行います。
ドタバタながらも無事完走!
私が参加したチームはドライバー9人。ランナー、クライマー、MTB、サーファー、レーサー、ゴルファー、外回りで毎日自転車に乗っている女子銀行員、夢遊病者など、その道の強者が揃いました^^
全員初めての参加だったので要領がわからず、メンバーがスタート時間に揃わなかったり、ピットインで次のドライバーが居なかったりと、トラブルは色々ありましたが、無事完走できました。順位は532位/約1250チームと、上出来でした。
私は1周、2周、1周の合計4周走りました。一周のラップタイムは11分弱くらい。私を抜いて行くのは数人で、その他の数百人をぶっちぎりできて楽しかったです。
レース中の出番を待つ間は、アウトドア風に過ごしました。BBQ、おでん、カレーなどを食べながらマータリ。
みんなで面白可笑しく、真剣に楽しく取り組む素晴らしさ
レース終了後は、F3000のデモンストレーションが行われました。2台のマシンが爆音を轟かせながら、コースを爆走。
「チマチマ走ってるんじゃねえよ!」みたいな。
ママチャリのペダルを必死に踏んだ参加者達の頑張りを、ものの見事粉々に打ち砕いてくれた走り。清々しい素晴らしいデモンストレーションでした。
今回のマシンです。メンバーの一人が経営している会社で、つい先日社用車として購入したニューマシンです。乗りやすかった!S社長ありがとうございます!
今年のスタートの様子です。本場北京を上回るwママチャリ集団の疾走を観たら、出場したくなるはずです。国家斉唱にレクサスのセーフティーカー、レースクイーン、残り時間を伝えるアラーム、スタートシグナル…。マシン以外はすべて本物。否が応でも気分がノってくる素晴らしい演出でした。
ママチャリグランプリはものすごい人気で、毎年いつ参加申し込みが始まるかも分かりません。時期が来ると、交代で夜もチェックして申し込む開始を待つ必要があります。
スーパーママチャリグランプリ。みんなで面白可笑しく、真剣に楽しく取り組む素晴らしいイベントでした。
全コースレポート!
一番最後の周回は、iPhoneを片手にゆっくり走って、何度かコース脇にマシンを止めて、写真撮影しながら、15分くらいでゆっくり走ってきました。レース中のコースの様子がよくわかると思います。コースマップはこちら。
ピットを出て、第一コーナーを目指します。
第一オーナーに侵入。気持ちよくコーナーを切ると、コース一番の下り坂です。
この日、何度も救急車が出動した事故の多い下り坂。慎重にかつ大胆にスピードアップして第二コーナーへ。コースを変える時は、後ろを確認しましょう。
第二コーナーからコカコーラコーナーまでは平坦。爽快にペダルを踏んでスピードアップ!
100Rへ侵入。ここからちょっと上り坂。
でも、富士山が真っ正面に見えるので気持ちいい!自転車を停めてパチり。
アドバンコーナーに突入!
富士山が見える!
複合コーナーを抜けて、
ダンロップコーナーまで最後の下り坂。一気にペースアップ。
富士山綺麗だなーっと、言っている間もなく、その下に見える急な登り坂が…。多くのライダーが自転車を降りて、引いているのが見えます。
げー!!この坂を登るの??
ひえー!綺麗だけどキツい!!
頑張れ!坊ちゃん!
第十三コーナーに突入。メインスタンドはまだまだ上!
プリウスコーナーまでは平坦。すこし休めます。
プリウスコーナーからは最後の登り。この頃には両足の太ももがパンパンに。
あと少し!あともうちょっと!と念じながらひたすらペダルをこぐ!
最後のパナソニックコーナー突入。これで最後だー!
登り!
切ったー!!
ホームストレートを爆走!
ピットが見えてきました。
ピットは人でごった返しています。
一番先の、我がチームのピットに到着!なんといっても、仲間が出迎えてくれる瞬間が嬉しかったです。リレーレースの醍醐味ですね。
来年もチャンスがあれば、ぜひ参加したいと思っています。
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