米ドルMMFに投資すれば、年4.5%(税抜)の利息を得られること知ってます？

日本の銀行にお金を預けても、金利は年間0.01%です（三菱UFJ銀行）。

ということは、100万円を預けても、もらえる利息は、年間でたった100円。たった100円ですよ。

一方、高金利の米国のMMF(その国の国債や社債などに投資する投資信託)に投資すれば、年4.5%(税抜)の利息を受け取れます。

単純計算だと、約20%の税金を支払っても、100万円を投資すると、年間で約3万6千円分の利息を受け取れることになります。

国内の銀行の100円と比較すると、360倍もの差があります。

日本の銀行に預けておくのが、馬鹿らしく感じませんか？

米国MMFにもリスクは存在する

とはいえ、米国MMFにはリスクがあります。為替リスクです。

2023年5月の段階で、ドルは135円ほどで推移しています。今後、そのレートはずっと変わらなければ、円換算した投資資産は確実に増えていきます。

ところが、円高ドル安に推移してしまうこともあります。円換算する際に、円が高いと、その分目減りしてしまうのです。

例えば、1年後にドルが125円になったとすると、ドルベースでは税込みで3.6%増えたとしても、円に両替する際に、約7.4%目減りしてしまうため、トータルで資産が減ってしまうのです。

最近は、米国の高金利で、かなりの円安ドル高となっています。今後円高に振れる可能性は高く、高いドルに手が出にくいです。

米国MMFに投資するには、円をドルに両替する必要があります。また、投資を引き上げて円に戻すときも両替が必要です。その際に、為替手数料がかかります。

SBI銀行は、1ドルあたり6銭(0.06円)です。1ドル135円で100万円分両替すれば、444円為替手数料がかかる計算です。

ドルを円に戻す際も同じくらいと考えれば、100万円を投資すると、1,000円程度の手数料がかかると考えておけば良いでしょう。

すでに米国株投資などで、ドルを持っている方は、ドルを円に両替せず、米ドルMMFに投資しておくのが、ベストです。

再び米国株に投資したいときは、MMFを解約すれば、翌日にはドルが口座に振り込まれるので、機動性も良いです。

我が家も、米国株を売却して得たドルを、放置していました。MMFを購入しておけば利息が入ってきたので、もったいないことをしました。

米ドルMMFや、米国株など、国外投資をするなら、SBI銀行とSBI証券を組み合わせるのがお得です。

SBI銀行は両替が　1ドル6銭と激安なので。手数料を安く抑えることができます。