「年収650万円」と聞くと、どう感じますか？ 大手企業の管理職になれば、1,000万円プレーヤーになるので、安いと感じる方も多いかもしれません。
しかし、起業しての650万円は、非常に高い。なぜなら、サラリーマンより多くのものが経費として落とせるため、税金が安くなるからです。実質的な実入りは同じくらいかもしれません。
久々に起業本を読みました。読みやすくて、あっという間に読んでしまいました。
著者の松尾昭仁さんから献本して頂きました。ありがとうございます。
コンサル業でひとり社長を目指す
ひとり社長のビジネスモデルとして、本書で勧められているのは「コンサルティング業」です。コンサルティングは在庫や設備が必要なく、誰でも開業できるからです。オフィスも必要ありません。
とはいえ、人に伝える価値のあるコンテンツが必要です。これまでの人生で経験したり、学んできたことを一度リストアップして、他人にはない強みがないかどうか、棚卸しをしてみましょう。
そして、何をしているのか一発でわかる、魅力的な「肩書」を作ることができたら、ビジネスが上手く回るでしょう。
ひとり社長の最大のメリット
一応私も「ひとり社長」です。ひとり社長の最大のメリットは、時間を自由に使えることです。自分が一番パフォーマンスが上がる時間に、仕事をすればよいのです。
もし午後は眠くて業務に集中できないという方は、早朝から午前中に仕事をするのです。朝食前の1時間は、昼間の２時間に相当すると言われています。静かですし、寝起きは頭の回転が良いので、効率が2倍になります。
朝5時から7時まで作業し、朝食を食べて、8時から再開して、12時まで仕事をしたとします。
すると、早朝は2倍扱いで、2時間×2=4時間。8-12時は4時間。合計で8時間相当。一般のサラリーマンの勤務時間と変わりません。
午後は、運動や趣味などの時間に当てても良いですし、読書をしたり、人と会ったりと、自分への投資の時間にしても良いでしょう。
夕方は早い時間から食事をします。お酒が好きな方は、晩酌を楽しみましょう。そして、21時くらいには寝てしまえば、朝の5時まで9時間ぐっすり寝れます。
平日のゴルフ練習場は空いています。
あなたのビジネスを飛躍的にパワーアップさせる方法
ひとり社長による企業を、パワーアップさせる方法があります。それは本を出版することです。
出版社から「商業出版」を実現できれば、全国の書店の本棚に並び、多くの人の目に入ります。
「本を出版した」ということは、出版社のお墨付きということです。出版社は売れない本は出版しませんから、ある一定以上の内容に仕上がっているということです。
そして、一般の人に「本を出版した」と話せば、ほとんどの人がビックリします。名刺に著書を掲載しておけば、名刺交換のたびに「出版されているんですか。すごいですね」という会話になります。そして一目置かれるでしょう。
本を出版したという事実によって、一般の人にはない、とてつもない「信用」「信頼」「権威」を獲得できるのです。
出版は、あなたのビジネスを大きく加速してくれるのです。
豊富な実例から学ぶ
著者の松尾さんは、「出版コンサルティング」をしています。本書の最後に、実際に起業して、出版を達成した教え子さんたちの実例を８件も掲載しています。
色々な種類の実例を読み、自分に一番近いパターンを知ることで、イメージが湧いてくるでしょう。
起業を考えている方にほ、非常にお勧めな一冊です。
ブログから始める
一般の人が商業出版を最も実現しやすいルートは、「ブログ」だと思います。ブログを開設して、自分の文章をネット上で公開してみましょう。
出版を目指すのですから、出版したい本のテーマに沿った記事をポストしていくのです。
ネット上で注目されれば、出版社の人の目に届く可能性は十分あります。出版社は、日々新しい著者を探しているからです。
また、ブログに読者さんがついていれば、本を出版する際に、読者さんが買ってくれるため、売上の目処が立ちます。
ブロガーは、出版に非常に向いているのです。
そこで、手前味噌ですが、私も新刊を出版することになりました。ブログ指南本です。
以前、出版した本は「人気ブロガー」にフォーカスしたのですが、今回は「マネタイズ」に軸足を置いています。といっても基本は同じ。コンセプトをしっかり考えて、読者に愛されるブログを作ることです。話はそれからです。
ブログ運営が上手く回れば、商業出版だけでなく、他のビジネスへの発展も期待できます。ブログはほぼ無料で始められますので、ノーリスクです。始めない理由はありません。
ご興味があれば、ぜひ手にとってみてください。2022/6/28発売です。
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