芯を食う!ゴルフクラブの本来の性能を発揮させるスイングは「シャットフェース」

10年以上ゴルフをたしなんでいますが、7年前に100切りしてから、一向にスコアが伸びません。

最近、久々に「これだ!」というスイングを見つけたのですが、よくよく考えてみると、過去のブログ記事に同じことが書いてありました。

10年も続けているのですから、もしかしたら、自分にとっての最良のスイングは、過去の自分のスイングにあるのでは?と思うようになりました。

そこで、過去の記事をピックアップしながら、現在のスイングの3つのポイントを紹介したいと思います。

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1.シャットフェース

シャットフェースとは、テイクバックの際、フェースを被せながらヘッドを上げていくスイングです。そして、そのままトップまで持っていく。

よほど体が柔らかい人でなければ、ハーフスイングくらいまでしか上がりません。しかし、それで十分です。慣性で実際にはもっとクラブは上がります。

そして、フェースを被せたまま、ボールを打ちます。フェースが被っていないと、絶対にボールは掴まりません。

過去記事を調べてみると、2014年の記事にも「フェースを被せる」の記述がありました。

フックグリップで、ハンドファースト気味に構えたら、手首を動かさずに腕でインサイドにテイクバック。フェース面を地面に被せながら、体の右真横まで自然に持っていきます。

あとは、来た道を戻りながら、インサイドからボールを払う感じで振りぬきます。テイクバック同様にフェイス面は地面に被せる感じです。

via: ゴルフ100切りを目指すなら「芯を食う」ことが第一(2014.6.14)

シャットフェースでないと、トップもおかしくなるし、ハンドファーストにもなりません。フェースが開いて、ボールが捕まらない。

ボールを捕まえようとすると、シャクったり、カット打ちになります。すると、トップしたり、ダフったり、引っ掛けてみたり、スライスしてみたり、引っ掛けてみたりと、スイングが不安定になります。

私も含めて100切りできないゴルファーは、おそらくバックスイング時のフェースが下を向くのではなくて、横や上に開いてしまっているケースが多いと考えています。

via: ゴルフ100切り、90切りスイングの肝は「シャットフェース」(2019.10.4)

2.コック(ヒンジ)の形をとる

シャットフェースでクラブを上げていくと、トップで右手首が強く背屈します。コック、ヒンジと呼ばれる動作です。

実はこの形のままスイングすれば、インパクトでハンドファーストの形になるのです。この形ができないと、強く捕まるボールは打てません。

コック、ヒンジについても、過去記事をチェックすると、2016年から記述がありました。

先日、SBSレディースという女子プロのステップアップツアーの大会を観戦してきました。

体の細い高校生の選手が、ドライバーで200y以上普通に飛ばしてました。ゴルフは力だけではないと感じました。

選手たちの素振りを見ていると、どの選手も、トップで作った手首のコックが最後まで解けていないように見えました。コックが、ボールに力を与えているという仮説を持ちました。

via: ゴルフスイングは「三角形」と「横振り」 全く上手くならない方へ(2016.07.15)

先日ゴルフをラウンドしたところ、後半のハーフで43のハーフベストが出ました。

仮に同じ調子で前半もラウンドできれば、86ですので。目標の80台が見えてみます。

ところが、実は前半は絶不調で55でした。

しかし、見方によっては、ゴルフというのは、ちょっとしたスイングの意識の違いだけで、スコアが20打近くも差が出るということです。

今回、前半と後半で変えた部分があります。

右手首の背屈です。

via: ハーフベスト43 ゴルフスイングは右手首の背屈(2018.11.21)

3.腕を振らず、体の回転で振る

シャットフェースとコックを意識して、スイングすると、最初は必ず左にボールが出ます。フェースを被せていれば、当たり前ですよね。

これまでもおそらく、左にボールが出るのが嫌で、シャットフェースを諦めてきたように思います。左に出た上にフックがかかると、致命的ですので。

今回わかったのですが、左に出てしまう理由は「腕で振っている」からです。腕で振ると、必ずカット打ちになるため、左に出てしまうのです。

腕を使わず、体の回転で、振り遅れるくらいの意識で振ると、ちょうど真っ直ぐ飛びます。しかもドローボールです。

手元は色々いじれてしまうので、手元でスイングを調整しようとすると、スイング軌道が安定しません。手元からクラブを上げると、胸と両腕がつくる三角形が崩れてしまい、フェースが元に戻ってきません。

体幹をつかって、ボディーターンでスイングすると、軌道が安定します。

プロの選手は、毎回正確なショットを繰り返します。でもそれは、手元で調整しているのではなく、何も考えなくても自動的に安定するスイングを知っていることなのかなと。

ヒントは、中井学プロのレッスン動画でした。

via: 腕の力を使わない方がボールが捕まり飛距離が伸びる ゴルフスイング研究(2015.08.11)

3つのポイントを同時につなげる

個々については、当たり前のことばかりなのですが、各ポイントごとに個々に対応していたのが惜しかった。これらは3つまとめて意識しないと、うまくつながらないのです。

つながらないまま、本やYoutubeから他の情報が入ってきてしまい、遠回りしてしまう。

2年周期くらいで、同じところをグルグル回っていた感じです。

自戒の意を込めて、今回はひと記事にまとめてみました。

今日のわかった

といいつつ、また新しい情報を入れてしまい、スイングが狂ってくるのかもしれませんが…。

ゴルフ100切り
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