Movabletype⇒WordPress カスタムフィールド含むデータを移動する方法

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MovabletypeからWordPressへシステム移行する際に一番難航した作業は、データの移動です。

MovabletypeでWXR(WordPress eXtended RSS)形式のデータを書き出して、WordPressのシステムで読み込む方法を取りました。

ネットで探したところ、カスタムフィールドに対応しているものが見つからず、結局自分でWordPressからWXR形式のファイルを書き出してみて、フォーマットを分析して、MT用の書き出しテンプレートをつくりました。

Movabletypeでブログを運営している方には、参考になる情報だと思います。

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WXR書き出し用MTテンプレート

ダウンロードしてお使いください。

MT_WP_export.zip

通常はexport1.xmlファイルだけ利用します。ファイル内の25行目付近の<MTEntries lastn=”700″>のlastn=700の値をブログの記事数より大きく設定してください。

<wp:postmeta>のブロックで、カスタムフィールドのデータを書き出します。当ブログでは、「今日のわかった」の部分をカスタムフィールドで入力していたので、61行目付近のkyounowakatta という名前のカスタムフィールドがテンプレートに入っています。ご自分のMTで使っていたカスタムフィールドの名前に書き換えてください。

もし、複数ある場合は、wp:postmetaのブロックを増やしてください。

Meta Keywordデータ

MovabletypeはMetaタグのKeywordをデフォルトで入力できたのですが、WordPressでは装備されていません。MTで入力したKeywordデータをWPでも利用できるように、keywordという名前のカスタムフィールドを作ってあります。

Movabletypeのデータが大きい場合

当ブログは1,300記事ほどあって、エクスポート用のファイルを全て書き出す前にサーバーが止まってしまいました。分割してエクスポートしました。同様の問題が発生した方は、ファイルを分割して書き出してみてください。

export1.xmlのlastnの値、export2.xmlのlastnとoffset値を全記事数の半分くらいに設定して、二つのファイルを書き出します。export2.xmlファイルの内容を全てexport1.xmlの一番最後の</channel></rss>の直前にコピペしてください。

注意

このMTテンプレートで書き出したファイルは、WordPress 3.2.1× Importer 0.5.2で読み込むことができました。最近の新しいバージョンでは、確認していないので、読み込めるかどうか分かりません。

記事数が多いとかなり重いテンプレートになります。利用が終わったらMTから削除するか、実行を「手動」にしておくことをお勧めします。

カテゴリーの階層構造とDescriptionも移行できるようしてありますが、一部上手く動かないことがありました。その場合はお手数ですが、手動でカテゴリーの親子関係を登録してください。

また、本テンプレでは、EntryCategoryIDプラグインのインストールが必要です。

他にあるかもしれません。その場合はエラーが出たタグをググって調べて、プラグインを追加してください。

今日のわかった

最初はカスタムフィールドの文章を一記事づつ手動でコピペしようと思っていたので、このテンプレには本当に助かりました。ぜひご利用ください。

WordPress
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