更新するブログは一つに絞ったほうが、エネルギーを集中できます。しかし、一向にアクセスが増えないブログを更新し続けることは、モチベーション的にキツイです。
いくら自分の思い入れがあるブログでも、読者に受け入れられないことには始まりません。テーマを変えたブログを複数立ち上げて平行して運営していく中で、ヒットした一つのブログに収束していくのも、一つの手です。当ブログも最初は、複数のブログのなかの一つでした。
わかったブログは4人兄弟
2006年に私の中でブログ熱が高まり、数ヶ月間で4つのブログを立ち上げました。
わかったブログは次男に当たります。
最初「ベランダ菜園~」を立ち上げました。当時趣味だったベランダ菜園をメインに、普段の生活のことも書いていました。そのうちに、「ベランダ菜園ネタと、雑記ネタは分けたほうが良いのでは?」ということで、当ブログ「わかったブログ」が生まれました。
その後、プログラム・ウェブ技術ネタも分けたほうが良いということで、Web2.0的ラボ。地元静岡ネタも分けようということで「えーかん静岡」を立ち上げました。
なぜブログを分けたかというと、SEOです。当時はまだソーシャルメディアが無かったので、検索エンジンからの流入が主な集客源でした。ジャンルを絞った方がSEOがかかりやすいため、専門性を出せるものは、別ブログ化したわけです。で、ダシを取ったあとのだしがら的なブログが、「わかったブログ」というわけです。
わかったブログに集約
それから2010年までの4年間は、平行して更新していたものの、どのブログも鳴かず飛ばず…。
ネットビジネスは全般的にSEO偏重でした。集客をGoogle先生に握られていることに対する嫌悪感から、2010夏ぐらいから、「わかったブログ」をメインブログとして、マーケティングや書評、ブログ論などを毎日更新しながら、ソーシャルメディアを活用したリピーター戦略を試みました。その結果、初めてブログが開花しました。
今では、他の3つのブログは完全休業中です。3つのブログに書くべき話題も、わかったブログにポストしてしまいます。なぜなら、そのほうが多くの人に読んでもらえるため、効率が良いからです。
どちらかというと、当初はベランダ菜園~とWeb2.0的ラボに力を入れてきました。しかし、そちらは盛り上がらず、結果的に雑記ブログがヒットしました。時期的にも、ソーシャルメディアが来ていて、ブログとソーシャルをクロスして使いこなす方法についての記事をよくポストしていました。読者の興味と記事の内容が合致したのだと思います。
読者に受け入れられることが最優先
ブログを盛り上げていくには、何かしら「核」が必要だと考えています。何かこう歯に引っかかるようなトッピングが入っているようなイメージです。雑記ブログでも、メインのテーマがないと、掴みどころがないブログになってしまいます。
「ベランダ菜園~」のように、特定のテーマをメインにしたブログの方が、回しやすいかもしれません。菜園以外の、普段の生活や仕事のことを書いても構わないですし。
ブログの名前は特に重要です。人はパッと見の印象で内容を判断するからです。興味がわきやすいブログ名を付けたほうが良いです。「わかったブログ」は、よい名前をつけることができたと思っています。
ブログを更新していて、イマイチ反応が薄いと思ったら、ブログのテーマを変えたり、別ブログを立ち上げたりして、もがくことはアリだと思います。
いくら努力しても、進む方向があさっての方向だと、いくら頑張ってもゴールにたどり着けませんからね。