2016年は18冊の書籍を、当ブログで紹介させていただきました。実際はもっと多くの本を読んでいるんですけどね。
今年は去年に引き続き、子供の教育に関する書籍、そして、今年は自身が新刊を出版したこともあって、出版関連の書籍に興味がありました。
個人的に特に印象が強かった本を、ピックアップしてご紹介します。
過去の振り返り→ 2015年、 2014年、2013年、2012年、2011年
7位 一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
子供は放っていおいても勝手に育つというのは、かなり怠慢。英語を学ぶ前には、まずは自国語をという考え方も、そんなことを言っていられない状況になってきています。自分の子供だけを見つめている親こそが、最強のコーチです。無償の愛を自分の子供に注ぎ込みましょう。
6位 重版出来
以前から気になっていたマンガです。今年は、自分が出版するということもあり、重版できなかったら寂しいかなと、読むのをためらっていたのですが、ようやく読むことができました。話の中で行っていた販促の内容が、自分が行った方法とかなり被っていたので、嬉しかったです。
出版業界の裏事情を学べるマンガ「重版出来(じゅうはんしゅったい)」が心に刺さる
5位 ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける法
発売後3日で重版は決まったというモンスター本。実は昔からの方法なのですが、「ミニサイト」という新しい言葉を定義したことに、本書の素晴らしさがあります。現在も有効な、切れ味のある手法です。ブログに飽きたらミニサイト作りをお勧めします。
4位 完全決定版 誰でもビジネス書の著者になれる! 出版の教科書
自著を出版した後に読みました。私は出版社からオファーがあって執筆を始めたので、出版社側の企画ありきでのスタートでしたが、本来は本の企画を考えて、出版社へ出すところから始めます。本書を読めば企画立案から出版、販促まで一通り学ぶことができます。書籍は意外と誰でも出版できるものだということが分かるはずです。
いきなり「先生」になれる!?出版は人生を大逆転するインパクトを持っている
3位 超一流になるのは才能か努力か?
年末に読んでいて、ようやく読み終わりました。まだ書評を書いていません。才能は生まれつきではなく、誰でも開発することができるという話です。幼少期でしか身につかない絶対音感ですら、大人になってから習得できるのです。IQと成功に相関はなく、むしろトッププレイヤーのIQは低い傾向にあります。ただ長い時間練習すれば良いわけではなくて、限界的練習という正しいトレーニングを長時間作って、「心的イメージ」を育てることが成功の鍵です。
2位 幼児教育の経済学
「スキルがスキルを生む」という、重要な言葉を教えてくれた本です。子供は、学んだことを元に、次の新しいことを理解します。早い時期に学ぶほど、より多くの新しいスキルを生み出せるチャンスが増えます。勉強は一度つまづいてしまうと、取り返すのに倍のパワーが必要です。幼少期からスポーツをさせたり、親が勉強を見てあげることが、実は一番お金がかからない方法です。
「スキルがスキルを生む」幼児教育でお金をかけずに子供を優秀に育てる
1位 成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方
私の考え方を豊かにしてくれた本として、本書を今年のNo.1にさせて頂きました。将来的にルールや必要な技術が変わらない分野と、ルールが変わっていく分野では、成功の必勝法は変わってくるという、モヤモヤしていたことをズバリ言い当ててくれました。読みながら考えたことを、3記事にわたり書きました。
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