WordPressでブログを運営している方々が、プラグインを利用して、過去記事を自動ツイートをしているのをみて、「ウチでもやってみよう!」と思ったら、Movabletypeでは同じ機能を持つプラグインが無い…。
ということで、プログラムを書きました。プラグインではなくて、力技による方法です。PHPとサーバーの知識が多少必要です。MTユーザーで過去記事を自動ツイートをしてみたい方はご参考にどうぞ。
概要
「mt:entryタグを利用して過去記事の情報を配列に入れ、ランダムに記事をピックアップするプログラムコード」をMT再構築で生成し、CRONで定期的に起動する。
必要なファイルを揃える
twikako.php、config.php、qe.plは、ここからダウンロードして、解凍してください。
ライブラリを取得しておいてください。
Jsphon/Decoder.php
twitteroauth.php、OAuth.php(downloadをクリックするとダウンロードできます)
config.phpの編集
TwitterのOAuth承認情報を取得して、config.phpファイル内に書き込んでください。OAuthの申し込みはこちらから。書き込み方などはこちらが詳しいです。
bit.ly(URL短縮サービス)のAPIkeyを取得して書き込んでください。取得はこちらから。アカウントを持っていない方は取得してください。
何時にツイートしたいかを、配列$twiTimeで指定してください。
$messageは、ツイートの序文です。好きな文章に変更してください。
twikako.php
<MTEntries sort_by=”created_on” days=”365″>
days=”365″は、365日前からの記事という意味です。数字は好みに変更してください。全部の記事を対象にしたければ、days=”365″は消去してください。
qe.pl
記事タイトルにクォートが入っているとエラーが出てしまうので、クオートを処理する必要があります。本プラグインは、全角のクオートに変換します。プラグインqe.plをMovabletype本体のmt/pluginフォルダに入れてください。
保存・再構築
twikako.php、config.phpファイルをMT管理画面の「インデックステンプレート」で保存して再構築をしてください。パスはcron/twikako.phpのようにして、専用のディレクトリを作ったほうがわかりやすいです。
ディレクトリJsphon/Decoder.phpとtwitteroauth.php、OAuth.phpファイルを、FTPなどを利用して同じディレクトリに保存してください。上記の場合ならcronフォルダ内です。
この時点で、twikako.phpにブラウザアクセスしてみて、ツイート出来ることを確認してください。
CRON設定
レンタルサーバーの設定で、twikako.phpを毎時起動するように設定します。設定の方法は各レンタルサーバーのマニュアルを参考に。
毎時実行して、最終的には配列$twiTime内の時刻で判別します。サーバー負荷を減らしたい場合は、2時間おきなど、CRON側で実行時刻を間引きすると良いと思います。
以上です。ご参考にどうぞ!
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