資格試験に合格するために、長い時間コツコツと勉強しないといけないのでしょうか?
コツコツできない人でも短期間でスイスイ受かる! 超快速勉強法
時間が無いのにもかかわらず、多くの忙しい社会人たちが難関資格に合格しています。「短時間で効率よく勉強するノウハウ」を知っているからです。スポーツや楽器などで、闇雲に練習しても上手くならないのと同じでで、まずは効果的な練習方法を学ぶことが不可欠なのです。
2010 Graduation and Commissioning Ceremony / DVIDSHUB
目的は試験に受かること
試験資格の合否において、「どれだけ勉強したか?」「どれだけ覚えたことが定着しているか?」は、一切関係ありません。
「その日の問題に対して、どれだけ点数を獲得できたのか?」
この一点だけが、あなたの合否を決めるのです。
資格試験の勉強の目的は、試験に受かることです。いくら知識が増えても、試験に受からなくては、社会では認められません。本当に大切な知識や経験は、資格を取ってからの業務を通して身につくもので、テキストで覚えた知識はあまり役に立ちません。試験は「とりあえず合格するもの」と割り切って考えるべきです。
すべては試験で100%実力を発揮するために準備します。いくら勉強をしても、本番の試験で体調を崩したらそれまでの努力はすべて水の泡となってしまいます。我々の目的は「試験に合格」することであり、「勉強して知識を増やす」ことではありません。実際の試験時刻に合わせて、起床時間を整えたり、過去問を解いて全体の時間配分を体に覚えこませるなど、実際の試験を意識した訓練を事前に行うことが大切です。
AMA Practice and Qualifying_71 / k4cay
合格ラインを一点でも超えれば合格
多くの試験の合格点は、満点の7割程度と言われます。
それでは、資格を取るためには、満点の7割の知識が必要かというと……そんなことはありません。半分の知識でも合格できるのです。
当たり前の話ですが、合格ライン70点の試験であれば、71点とれば確実に合格できます。テキストを最初から順番に完璧に理解する必要はなくて、試験に出るところだけを勉強していけばよいのです。
まず過去問をやってみるのは、もはや試験勉強の常識です。問題の傾向と配分を掴んでから、勉強の計画を立てていきます。ちなみに、マークシートの試験であれば、選択肢の半分理解できれば、70点以上を取れます。なぜなら、マークシートの場合は消去法がつかえるので、どうしてもわからない問題でも、二択まで絞れれは50%の確率で正解できるからです。4択なら73%、5択でも69%の得点が期待できます。
AMA Practice and Qualifying_23 / k4cay
余計なことはしない
単語帳には「つくるだけで満足する」という危険もあります。勉強の準備をしただけなのに「勉強している」と思い込んでしまうのです。
結果、覚える時間が取れなくなり、試験本番で結果を残せません。
中にはどうしても覚えないといけない数値や言葉がでてきます。その成り立ちや意味から理解できれば暗記しなくても済む可能性がありますが、暗記で済む内容であれば、語呂合わせなどを駆使して素直に暗記してしまいましょう。そうしたほうが手っ取り早いです。法令などは改正などで変更になってしまう可能性があってどちらにしろ業務ではその都度確認する必要があるからです。
まとめノートや単語帳を作る暇があったら、テキストにドンドン書きこんだほうが効率的です。その代わり、これだ!と思うテキストを吟味して選ぶことが大切です。字が汚いまとめノートをつくっても後で読み返すことはないです。
Liftoff of Space Shuttle Endeavour / NASA on The Commons
短期間で効率よく
「超快速勉強法」のポイントの1つは、「期間限定」であることです。最初に勉強期間を区切ることで、迷うことなくゴールに邁進します。
しかも、迷いがないからこそ、あなたの秘めたパワーも引き出せます。
「短い勉強時間 × やる気&集中力MAXの勉強法 = 最高の結果」
「超快速」の意味は、短時間で集中して勉強することで、「一夜漬け」と同じ効果を得ようというものです。ちょっと前に覚えたことは忘れにくいので、一気に勉強して一気に合格してしまうのが一番効率が良いです。短期間であればモチベーションも維持しやすいメリットもあります。
短期間で集中して勉強を仕上げるには、ある程度、事前に勉強の計画を立てておく必要があります。受験する資格習得にかかる一般的な勉強時間と期間から「超快速」の時間を計算します。すると月あたりの時間、週当たりの時間、一日あたりの時間が逆算できます。勉強時間を確保するために、やめなければいけないことを考えられるようになります。
効率の良い勉強は「好きなものからやる」ことです。嫌いな科目はすべて無視しても、前述の理由で半分理解できれば、合格ラインを超えられる可能性があるのです。もう一つは「早朝時間」を活用することです。仕事が終わった後に体も頭も疲れた状態での勉強は能率が落ちてしまいます。起床後の体も頭もフレッシュな時間帯を活用しない手はありません。
実は、日々忙しい人のほうが頭が活性化していて、仕事も勉強もはかどります。中途半端に暇で仕事も勉強もダラダラやることが最悪です。日々の生活にメリハリをつけて、サクサク・テキパキこなして一気に合格してしまうやり方が、学生とは違う社会人の「大人」の勉強法です。
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