コンサルタントになっていきなり650万円稼ぐ方法

コンサルタントとは、幅の広い職業です。資格が存在するわけでもなく、設備投資も必要ない。今日から「私は○○のコンサルタントです」と名乗れば、コンサルタントになれてしまいます。

コンサルタントになっていきなり年収650万円を稼ぐ法

650万円という数字に惹かれて、読んでみました。お客さんが付いてくれるかどうかは別にして、自称コンサルタントになろ方法を知っておくことは、特に個人事業主・零細企業の方には、自分のビジネスを広げるために参考になると思います。


Mclaren F1 – Lewis Hamilton / JiteshJagadish

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誰でもコンサルタントになれる

あなたが「自動車の運転技術」を教わりたいとしましょう。自動車の運転技術のトップと言えば、やはりF1ドライバーです。

ですが、F1ドライバーに教えを受ければ、誰でもうまくなれるかというと、そんなことはありませんよね。

自動車の教習所の先生は、どう見ても近所のおっさんですよね。F1ドライバーのような高度な運転技術が無くても、安全で確実な運転さえできれば、初心者を教える立場になれるのです。F1ドライバーのように、教える側とされる側の実力の差が離れてしまうと、かえって逆に教えづらくなります。

自分の仕事の専門性を整理して、人よりちょっとだけ高い位置にいれば、誰でもコンサルトになれるチャンスがあるのです。

コンサルタントビジネスの勘所

あなたが集客コンサルタントで、「うちのスーパーを繁盛させるには、どうしたらいいですか?」と相談を受けたとしましょう。

ここで、経済学の難しい理論を持ち出しても、クライアントは理解できません。説明するあなただって大変です。

それよりもストレートに、成功例と失敗例を出せばいいのです。

知り合いのコンサルタントのセミナーは、とにかく事例の紹介が多いです。確かに事例を見ると一番納得できますよね。

コンサルタントのビジネスは、コンサルタントを多くこなして、その事例を次のクライアントのコンサルに利用して回していくところに、核心があると思います。

最初はキツイかもしれませんが、ある程度クライアントの人数が増えて、事例が集まってくるようになれば、セミナーのネタをドンドン仕入れることができます。セミナー⇒集客⇒コンサル⇒事例⇒セミナー … と、事例を積み上げお客さんを呼ぶサイクルを回せるようになれば、コンサルタントとしてのビジネスが確立できるでしょう。

あなたが最終的に目指すのは、「長期の個人コンサル」です。これが何件か実現するだけでも、経営はきわめて安定します。

もう一つは重要なポイントは、コンサルトのメニュー編成です。いきなり最終目標である「長期の個人コンサル」の契約を結べることはほとんどありません。最初はセミナー開催で見込み客を集めて、幾つかの段階を踏んで、最終的に長期契約へ誘導していくには、メニューの編成が重要になってきます。

メニュー作りのノウハウについては、本書に詳しく紹介されていますので、割愛させていただきますが、お客さんに気持ちよくコンサルを受けてもらって、スムーズに上位メニューへ移行してもらうには、マーケティングの考え方が必須となります。コンサルタントは、お客さんの商売のマーケティングを手伝いつつ、お客さんにマーケティングを仕掛けるという、ある意味きわどい商売と言えるかもしれません。


One / Benson Kua

失敗しない起業の法則

1)固定費をかけない
2)在庫をかかえない
3)キャッシュフローが健全
4)リスク管理が自分でできる
5)事業が失敗しても、致命傷にならない

確かに、この5つを満たすビジネスであれば、失敗のしようがありません。コンサルティングはこの5つを満たすことができます。特に5)は重要ですね。従業員を雇わず、一人で始められる商売は強いです。

しかし、世の中都合のよい話はありません。誰でも参入できて、失敗が少ないということは、それだけ競争が激しいことの裏返しです。それでも、副業として初めてみるのはアリだと思います。このコンサルという商売がうまく行くかどうかは、努力の結果ではなくて、ジャンルとタイミング、そして本人の適正が大きいと感じるからです。


名刺 / hawken king

肩書きの作り方

幸せコンサルタント
感動コンサルタント
ハッピーコンサルタント

これらがNGワードとなるのは、すべて「抽象的な言葉」だからです。

「幸せ」にしろ、「感動」にしろ「ハッピー」にしろ、言葉の受け取り方は人それぞれ。何の専門家なのかが、感覚的につかめません。

コンサルタントは、セルフブランディングがすべてといっても過言ではありません。自分が役に立つということを、お客さんに感じてもらわないことには、依頼は発生しないのですから。セルフブランディングにおいて、「肩書き」は、最も大切なものです。

肩書きは範囲を絞ったほうが印象に残ります。自分の専門性を際立たせることが重要です。ラーメン屋さんの味噌ラーメンよりも、「味噌ラーメン専門店」の味噌ラーメンの方が、美味しそうに感じてしまうのと同じです。肩書き以外の商売をしても良いわけでるから、業務内容が複数あっても、一つメインの具体的な肩書きを持っていたほうが良いでしょう。

コンサルメニューの編成や、報酬額の決め方、コンサルタント時の具体的な話し方など、コンサル業のノウハウを一通り知っておくことは、逆にコンサルをお願いするときにも役立ちます。自分のビジネススキルを広げるために、コンサルトビジネスについて、学んでみてはいかがでしょうか。

今日のわかった

例えば八百屋さんでも「八百屋コンサルト」、ケーキ屋さんは「ケーキコンサルト」
コンサルティング何でもできそうですね。

大手コンサル会社のような企業の長期戦略を作るコンサルトの世界もあります。コンサルは幅が広い職種ですね。

読書2011
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