起業して10年以上経ちますので、一応「食えている」側に入ってます。将来はわからないけど!
知り合いにも起業家が多く、彼らを眺めていると、自分も含めて共通点があります。いくつかご紹介します。
できないことは切り捨てる
全部自分でやろうとすると、いくら時間があっても足りません。餅は餅屋です。自分が得意なことを頑張って、不得意な部分は、得意な人にお金払ってやってもらったほうが、クオリティは上がります。
例えば私の場合、絵を描いたりデザインすることが苦手です。デザインが得意な知人にお願いしたり、最近ではクラウドワークス等のサービスを利用して、外注しています。驚くほど便利です。
教えることをありがたいと思う
人に聞かれたら、徹底的に教えてあげましょう。自分の商売が傾いてしまうからと、ノウハウを教えたくないと思うのであれば、おそらくその商売は長続きしません。そのうち誰かが同じことを思いついて、ライバルは一気に増えていきます。
ビジネスの利益の源泉は「信用」です。人は自分に良い情報を提供してくれる相手を信用します。
どうせ広まるなら、こちらから与えてしまったほうが、周りに影響できます。
与えられたかったら、まずは自分からギブしていきましょう。
情報と時間にお金を使う
ビジネス系の勉強会などに参加すると、お勧めの本の話題になることがあります。優秀な経営者の方は、その場でスマートフォンを取り出して、人から勧められた本を注文してしまいます。
Amazonなら次の日の朝に本が届きます。本の中の情報を短時間で手に入れることができます。その光景を見て、私もスマートフォンでその場で購入するようになりました。
予定に空白をあえて作る
仕事や予定は、磁石のように集中していき、あっという間にスケジュール表を埋め尽くしてしまいます。外出する用事は同じ日に集中させて、丸一日フリーの日を多くつくるように心がけています。ちょっとでも予定が入ると、落ち着かないものです。
スカイプやハングアウトでビデオ通話を利用すれば、会って話すのと同じです。移動時間も節約できます。もっと普及して欲しいです。
仕事のオンオフを区別しない
最近はインターネットとスマートフォンが普及して、どこでも仕事ができる環境が整っています。旅行先でも、ちょっとした返答メールくらいは送れます。
旅行先の発見から思わぬアイデアが浮かぶこともあります。疑問点はその場でスマートフォンで検索して確認できます。ビジネスはスピードが命です。
10年以上前に、実家に帰省した際に、途中のサービスエリアでETC普及についてのチラシを手に取りました。ピンときて、帰宅後すぐにETCの情報サイトを立ち上げて、多くのアクセスと収益を得たことがあります。
家庭との時間は大切ですが、仕事が気になっている状態では、心から楽しむことはできません。オンとオフをきっちり区別せず、いつでも同じように自然体で行動する方が、上手くバランスが取れるのです。
本書は、著者の松尾さんより頂きました。ありがとうございました。
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