日本赤十字社を通じて、東北関東大震災の義援金を振り込みました。当初3万円の予定だったのですが、妻から「ケチくさい」といわれて、「ええい、ままよ!」と10万円振り込みました。
振り込んだ後はスッキリしました。「よし、振り込んだ金額分、仕事を頑張るぞ!」という気持ちが湧き上がってきました。
被災地の方々の分も稼ぐ
被災地から遠く離れた静岡から、本当に役に立てることは何か?を考えていました。結局、お金を送ることしか思いつきませんでした。
被災した人たちは、仕事ができません。当分収入が途絶えてしまうでしょう。「義援金を送って、被災した人たちに代わりに仕事をして稼ぐ」ことは、お金という媒体を介した、直接の支援になると考えました。
とはいっても、我が家も余裕があるわけではありません。義援金を支払った分、いつもの仕事+αの仕事をする必要があります。新しいサービスの立ち上げを急ぐことにしました。
新サービスが上手く稼動して、少しでも利益を生み出してくれれば、今回送った義援金分をカバーしてくれるはずです。そして、ビジネスモデルとその後の収益は、我が家のものになります。
義援金を送ることは、被災地への支援であると同時に「自分のモチベーションへの投資」でもあると納得しました。
日本経済を停滞させるな
この一週間、仕事はそっちのけでテレビやネットでひたすらニュースを追っていました。地震や津波の情報を集めていました。けど、義援金を送ったことで、そんなことはやっていられなくなりました。ようやく集中して仕事に向かえそうです。
被災地以外で、何も出来ない自分にふがいなさを感じて悶々としている方がいらっしゃれば、義援金をドカンと振り込んでスッキリして、被災者のために、自分のために、目の前の仕事を頑張るという考え方もありだと思います。
プロ野球のセリーグが予定通り3/25に開幕する(東北地方を本拠地とするチームがあるパリーグは延期)ことに対して、反対意見が出ているようですけど、私は開幕に賛成です。プロ野球選手が街頭で募金活動するよりも、良いプレーをして観客を集めて収益を上げて、被災者にお金を送ったほうが効果が大きいからです。もちろん、電気をたくさん消費するナイター試合は当分は難しいでしょうけど。
被災地での直接的な作業はプロに任せて、非被災地では各々の一番得意な分野で今まで以上に仕事をすることが、「お金」という媒体を通した被災地への直接の支援となります。「日本経済全体を盛り上げていく」ことが、長期的には一番の支援です。
経済を停滞させてはいけません。お金が回らないと、稼ぐことも支援もできなくなってしまいます。苦しいときこそ、将来への種を蒔く時です。ここが踏ん張り時です。やってやりましょう!やらなければなりません!!
※義援金と税金について
国が認めた募金団体(赤十字社など)を通しての義援金の寄付であれば、法人であれば全額損金、個人は2,000円を引いた分(所得の40%まで)を寄附金控除できます。個人の場合は利益が出ていないと厳しいですが、法人であれば、赤字でも全額損金にできます。
個人が支出する寄附金
1)寄附金控除(所得金額の40%又は寄附金の額のいずれか少ない方の金額から2千円を控除した金額を所得から控除する。)の対象となる。2)法人が支出する寄附金
全額が損金算入の対象となる。via: 国税庁
日本赤十字社 東北関東大震災義援金を受け付けます
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