先日セブン-イレブンで「ごまチーズフランス」というパンを購入しました。
実はこのパン。パン売り場で見渡したら、今までだったら、まず買うことはないジャンルのパンです。
この日はなぜ買ってしまったのでしょうか?
ポップの一言
ごまチーズフランスは、この日はパンコーナーではなく、冷凍品コーナーの隣の別のところに置いてありました。手書きのポップと共に。
このポップが、私の心を動かしました。
- もっちりのフランスパン生地
- さっぱりとしたクリームチーズ
そして、決め手は、
- そのままでも、温めても、おいしい!!お手軽サイズ
私の脳の中で、レンジでチンしたモチモチフランスパン生地と、トロリと溶けたチーズの組み合わせが明確にイメージできてしまったのです。
お値段もお手頃ということで、迷わず手にとってしまいました。
シズルを売れ
このポップの勝因は、私に、ごまチーズフランスを美味しく食べているシーンを鮮明にイメージさせたところにあります。
単にパンを買ったのではなく、美味しいパンを食べて過ごす幸せな時間ごとパンを買ったということです。
各店で売り上げアップにつながったポップは、全社で共有されているのでしょう。セブン-イレブンなら、たった一枚のポップで何千万の売り上げにつながります。
「シズルを売れ」という、マーケティングの真髄を見せていただきました。
コメント
初めまして。いつも興味深く拝見しています大分県のサブ3.5ランナーです。妻が保育士でもないのに保育所に勤務しており重用してもらっています。仕事は事務主体ですが手書きでポップの新聞や貼り紙を作っており好評のようです。パソコンもイマイチ苦手な妻ですがデジタル全盛の現代においてこのアナログな技術が人の心を打つのでしょうね。大変有用な記事、有難うございました。